仙台の遊園地「八木山ベニーランド」（仙台市太白区長町越路、TEL 022-229-1603）で5月18日、「仙台コスプレフェスティバル」が開催される。

　同イベントは、中高生の来園増を狙って2007年6月に初開催されたコスプレイベントで、今回が3回目。10代～20代前半を中心としたコスプレイヤーが初回約400人、前回は約700人が参加。東北の近隣各県や東京都内からの遠征組もいたという。

　参加者からは「広い園内と各種さまざまな遊具やアトラクション、緑の多いロケーションの中で大いに楽しめる」と好評で、「開催数を増やしてほしい」という要望があったことから、今後は年4回の開催を予定しているという。「八木山の四季の移り変わりとともに、遊園地でのコスプレを楽しんでいただければ」と、事務局では話す。

　一方、ベニーランド側では「回を重ねるごとに大きな反応がいただいてうれしい。東北のコスプレ（イベント）と言えば『ベニー』と思っていただけるよう、実行委員会の方たちと取り組んでいきたい」としている。

　同園は今年で40周年を迎えたが、一般市民からは「ベニーランドがこれまでとは違う思い切ったことを始めた」と見られているという。同園の八木充幸社長は「もうそんなにたったのかというのが正直なところ。歴史があるから値打ちが上がるという業種ではないので、40周年を区切りに変化しつつ次のステップを、と考えている。地下鉄東西線の開通を一つの契機に、より都市型の遊園地（アーバンアミューズメント）を目指していきたい」と意気込む。

　参加料は無料だが、入園料1,000円が必要。開催時間は10時～16時。

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