あすと長町の「杜の広場」(仙台市太白区あすと長町1)で11月13日、「仙台ラーメンフェスタ2015」が始まった。場所は「ゼビオアリーナ仙台」隣。
近年、全国で広がりを見せるラーメンイベント。「仙台でも国民食であるラーメンを通じてたくさんの人に楽しみの機会を創出し、地元商店街と連動しながら経済の活性化させたい」(実行委員会事務局長の小野寺仁さん)との思いから企画した。
参加店舗と提供するラーメンは以下の通り。「富山ブラック 麺家いろは」(富山県)の「富山ブラック」、「海老そば専門店 築地 えび金」(東京都)の「海老(えび)そば」、「福島ラーメン組っ!獅子(しし)奮迅隊」(福島県)の「鶏白湯(ぱいたん)」、「麺屋 雪風」(北海道)の「濃厚味噌(みそ)らーめん」、「麺屋 宗」(東京都)の「金色香味塩らぁ麺」、「博多白天」(東京都)の「博多ラーメン」。価格は全て750円。
会場内には約400席のテント席とスタンディング用のテーブルも用意。チケットブースでラーメンチケットを購入し、ラーメンと引き換える。トッピングは別料金が必要で、各店での支払いとなる。
初日は平日にもかかわらず朝から多くの市民らが会場に訪れ、2~3人で複数のラーメンをシェアして食べ比べる姿も多く見られた。みちのくエンタテインメント(若林区土樋)社長で実行委員長の新崎人生さんは「ラーメンの力はすごいんだなと感じた。今回は初開催で店舗数を少なくしたが、会場の様子を見て店舗数や期間を拡大して続けていけるという自信もできた」と手応えを明かす。
「各地に出向かないと食べられないラーメンばかり。残り2日間は天気が悪くなりそうだが、テント席を用意しているので食べに来ていただければ」と呼び掛ける。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月15日まで。