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宮城・白石で「東北ずん子」のスタンプラリー、「萌えおこし」目指す

「ずん子のなつやすみスタンプラリー」キービジュアル。夏休みを利用して、ずん子が白石市に遊びに来たという設定

「ずん子のなつやすみスタンプラリー」キービジュアル。夏休みを利用して、ずん子が白石市に遊びに来たという設定

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 宮城県白石市で現在、東北応援キャラクター「東北ずん子」をテーマにしたスタンプラリー「ずん子のなつやすみスタンプラリー~しろいし夏の思い出~」が行われている。

スタンプを設置している18カ所

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 白石市内のタクシー会社勤務で、初音ミクをラッピングした「痛タクシー」ドライバーとして知られる田中健一さんの呼び掛けで2013年8月に初めて行われ、今回で4回目となる同企画。萌えキャラによる地域活性「萌えおこし」を目指す。

 第1弾では5カ所だった参加店も回を重ねるごとに増加。今回は、精肉店、和・洋菓子店、飲食店、旅館・ホテル、神社、スポーツ用品店など白石市内16カ所に加え、東京都内の阿佐ヶ谷アニメストリート(杉並区)、宮城ふるさとプラザ(豊島区)にもスタンプ台を設置し、首都圏からの参加も促す。

 白石駅構内の白石市観光案内所と各スタンプ設置場所にスタンプカードを用意。開催期間中に3つ以上のスタンプ(3個・9個・12個)を集めた参加者に、東北ずん子オリジナル缶バッジを進呈する。12個以上収集した人には認定証も授与。

 前回はずん子ファンの20~40代男性や親子連れが多く、東京・神奈川・埼玉・茨城・福島など県外からの参加もあった。今回は「前回の倍のペース」で参加があり、すでに約100人が特典との交換を済ませているという。

 期間中、市内商店街では街灯に設置してあるスピーカーで「VOCALOID3 東北ずん子」で制作された楽曲を流すほか、7月からは東北ずん子のラッピングを施した市民バスの運行も始まるなど盛り上げを図る。同企画担当者は「東北ずん子を使ったメニューや商品など、店舗ごとにさまざまな工夫を凝らしている。スタンプラリーを通してたくさんの方に白石を感じてもらえれば」と呼び掛ける。

 8月31日まで。

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