仙台・上杉で「ねこまつり」初開催-「猫ロード」でまちおこし

猫に扮した実行委員会のメンバー。来場者にプロジェクトをPRした

猫に扮した実行委員会のメンバー。来場者にプロジェクトをPRした

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 仙台市青葉区のJAビル宮城(仙台市青葉区上杉1)庭園広場で6月22日、「ねこまつり」が開かれた。企画したのは、同ビルから北方向に約700メートルの路地を「猫ロード」として活性化していくことを目的に活動する「上杉ねこProject実行委員会」。

完成後の「猫ロード」イメージ

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 同エリアは県庁や市役所、青葉区役所などの官庁をはじめとするビジネス街で、休日になると人通りが減少することが課題だった。そうした中、通りの南端に猫グッズを販売する雑貨店「大きな青い馬」、北端に猫の肉球をイメージした「ネコまんじゅう」を販売する老舗和菓子店「宝万頭本舗」があることから、猫をテーマにしたまちおこしを思い付き同プロジェクトを立ち上げた。

 キックオフイベントとして開催した同まつり。当日は地元商店街をはじめとする13店が出店し、猫に扮(ふん)したスタッフらが猫をテーマにした雑貨や食品などを販売した。肉球マッサージや猫占い、猫の里親探し、ワークショップ、在仙アーティストによるライブステージなども展開。猫好きをはじめ、家族連れやカップルなど延べ4500人が来場。終始、会場はにぎわいを見せた。

 「予想以上の方に来場いただき手応えはあった」と担当者。「今回のねこまつりは多くの方にプロジェクトを知っていただくためのイベント。今後さらに多くの方に猫ロードを広めていければ」と意気込む。

 同実行委員会では今後、猫をモチーフにした電灯やガードレール、猫の足跡を模した敷石、招き猫の看板などを1~2年で設置していきたい考え。10月には出店者を倍増して第2回「ねこまつり」を開催し、以降も春と秋の年2回実施していくという。

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