仙台三越(仙台市青葉区一番町4)定禅寺通り館1階に6月4日、インテリアショップ「リビングハウス」が期間限定でオープンした。
東京・大阪を中心に全国13店舗のインテリアショップを展開するリビングハウス(大阪市西区)が手掛ける同業態。東北への出店は今回が初めて。
「東日本大震災以降、宮城県の住宅着工数は昨年対比で新築が約135%、増築または改築が170%(2013年3月)と需要の高まりを見せている」と同社担当者。「ボランティア活動や義援金という形ではない、経済活動を通じた復興のお手伝いが家具インテリアショップとして可能なのではないかと考えた」と話す。
店舗面積は115平方メートル。テレビボード、ダイニングセット、ソファ、テーブル、収納家具、照明器具、インテリア雑貨など、大小合わせ約200点を展示・販売。商品の6割はオーダー家具で、「百貨店という場所を考え、品質の高い国内のものを多くそろえた」という。価格帯は、テレビボード=10万~20万円、ダイニングセット=15万~50万円、ソファ=15万~80万円、壁面収納=35万円~。
オープンから1週間がたち、年配客や主婦を中心に休日は家族連れも多く来店している。「弊社のキャッチコピー『人々のくらしに魔法をかける』ことを目指し、日常に彩りを与えるお手伝いをしたい」と同担当者。「部屋作りの相談にもお答えできれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~19時。7月31日まで。