仙台・ハピナ名掛丁商店街のゲームセンター「タイトーステーション」仙台名掛丁店(仙台市青葉区中央1)3階に3月21日、リアル脱出ゲームの常設型施設「アジトオブスクラップ仙台」と「リアル脱出ゲームセンター仙台店」が同時オープンした。
リアル脱出ゲームは、参加者がさまざまなアイテムを使って暗号の解読をしながら謎を解き、閉じ込められた空間からの脱出を目指す参加型ゲーム。仙台では2011年に初めてイベントを開催してから7公演を実施し、毎回人気を集めている。
「原宿ヒミツキチオブスクラップ」「アジトオブスクラップ 渋谷ナゾビル」などの姉妹店となる両店。常設型施設としては東北初で、2店舗併設は全国で初めて。店舗面積はいずれも約30坪。両店共にスクラップ(東京都渋谷区)とタイトー(東京都新宿区)の共同運営となる。
「仙台の町で東北のリアル脱出ゲームファンをたくさん増やしていきたい」とタイトーオペレーション事業統括本部仙台BU長の太野恵子さん。「3階を脱出ゲーム専用のフロアとして、ゲームが好きな皆さまのための新しい交流の場所になるよう、スタッフ一同盛り上げていきたい」と意気込む。
アジトオブスクラップ仙台は密室型リアル脱出ゲーム。第1弾公演のタイトルは「謎の部屋からの脱出」。参加者はマンションの一室に閉じ込められた設定で、暗号や謎のアイテムが隠された部屋から参加者10人で脱出を目指す。プレー時間は1時間。料金は、前売り=2,500円(平日のみ学生=2,000円)、当日=3,000円。開演は、平日=18時・20時30分、土曜・日曜・祝日=11時・13時・15時・17時・19時(受け付けは各15分前まで)。
リアル脱出ゲームセンター仙台店のシリーズ第1弾は「伝説のゲームセンターからの脱出」。予約不要でプレー時間は10分。料金は500円。「リアル脱出ゲームの中でも唯一コンティニューできるシステム」で、何度も参加できる。開催時間は17時~23時(土曜・日曜・祝日は11時から、最終入場は22時40分)。
「アジトオブスクラップを作り始めたときは映画やカラオケのようにふらっと遊びに行く場所にしたかったが、前売りチケット制なので結局、予定を立てて来てもらわなくてはいけなかった」とスクラップの井家竜馬さん。「このフロアは(常設なので)暇つぶしにふらっと来て楽しんでもらえるので、最初にやりたかったことが実現できた。ぜひたくさんの方に来ていただければ」と呼び掛ける。