仙台市天文台(仙台市青葉区錦ケ丘9)で7月7日、「天体観測&笹(ささ)かま試食会」が開かれる。主催は宮城県蒲鉾(かまぼこ)組合連合会(中央2)。
同団体は今年5月、「笹かまの全国的な普及推進から練り製品市場の活性化を図ること」を目的に、紀文食品(本社=東京都中央区)と共同で7月7日を「笹かまの日」に制定。七夕に「笹の節句」の呼び名があることから同日を選んだ。
これに合わせ、「七夕は『笹かまの日』笹かまを食べて、星に願いを。」をキャッチフレーズに、さまざまな販売促進活動を展開。その一環として、「笹かまの日」制定記念の同イベントを企画した。
当日は、団体に加盟する各社の笹かまぼこを振る舞うほか、プラネタリウムでは七夕伝説で知られるアルタイル(ひこ星)やベガ(織り姫)など「七夕の星」についての解説映像を上映。惑星広場では天体観測を行う。
「日本の風物詩を楽しみ、地元の食を楽しむこのイベントを通じて、笹かまを食べる機会を訴求していく」と同連合会担当者。「おいしい笹かまを味わいながら、無数の星々が織りなす七夕の夜空に願いをかけてみては」と参加を呼び掛ける。
開催時間は19時からの約1時間を予定。参加無料だが、当日10時から配布する入場整理券が必要。定員は200人。