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7月7日は「笹かまの日」-宮城県蒲鉾組合連合会と紀文が制定

笹かま。その形状から、昔は「木の葉かまぼこ」「手のひらかまぼこ」などとも呼ばれていたという

笹かま。その形状から、昔は「木の葉かまぼこ」「手のひらかまぼこ」などとも呼ばれていたという

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 宮城県のかまぼこ店で構成される宮城県蒲鉾(かまぼこ)組合連合会(仙台市青葉区中央2)と水産練り製品を製造・販売をする紀文食品(本社=東京都中央区)が共同で、7月7日を日本記念日協会認定の「笹(ささ)かまの日」と制定した。

「笹かまの日」マーク

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 仙台名物として知られる「笹かまぼこ」(略称=笹かま)。明治の初めにヒラメの大漁が続いたことから、その利用と保存のため、魚の身をまな板でたたいて笹の葉の形にして焼いたものがルーツとされる。その名称は、市内のかまぼこメーカーが仙台藩主伊達家の家紋「竹にすずめ」の笹にちなんで命名したといわれている。

 記念日は、笹かまの全国的な普及推進から練り製品市場の活性化を図ることを目的に制定。七夕に「笹の節句」の呼び名があることから同日を選んだ。

 同団体と同社では、7月初旬からスーパーなどの売り場を中心に「七月七日 七夕は『笹かまの日』笹かまを食べて、星に願いを。」と題したPOPを掲出し、販売促進活動を展開。若い世代向けにネットを活用したプロモーションも行い、「なぜ七夕に笹かまなのかといった関心を膨らませ、新たな笹かまの喫食機会を提案する」(同連合会担当者)という。

 同担当者は「七夕の日に笹かまを食べ、夜空を見上げながら願いを唱える。今年から、ちょっとユニークな七夕の過ごし方をしてみては」と購入を呼び掛ける。

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