仙台市は4月11日、仙台のうまいものを投票で決める「伊達美味(だてうま)総選挙」を始めた。
「食のブランド力・情報発信力の向上と観光客の誘致」を目的に、牛タン・笹(ささ)かまぼこ・ずんだ餅などの仙台名物や、「仙台あおば餃子」「仙台づけ丼」など地元食材を活用した創作メニューを「伊達美味」ブランドとして展開している同市。さらなる全国へのPRを目的に、仙台出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンを「伊達美味PR大使」として起用。「伊達派」と「富澤派」に分かれてそれぞれが推す仙台グルメをPRし、市民のみならず全国からの投票を募る。
投票対象メニューは以下の16種類。伊達派=「牛たん焼き」「笹かまぼこ」、富澤派=「仙台あおば餃子」「仙台あおばスイーツ」「仙台づけ丼」「支倉ランチ」「ずんだ餅」「仙台駄菓子」「仙台銘菓」「芋煮」「三角あぶら揚げ」「仙台牛」「地酒」「仙台味噌」「冷やし中華」「長なす漬」。公式サイトではそれぞれのメニューを文章やムービーで紹介し、市内で飲食・購入できる店の一覧も掲載。サンドウィッチマンが出演するスペシャルムービーも順次公開していく。
「宮城はホントにおいしい食べ物があふれています。富澤側の食べ物も大好きですが、戦う以上は勝ちます!投票、応援お願いしま~す」と伊達みきおさん。富澤たけしさんは「もちろんおいしいですが、仙台は牛たん・笹かまだけじゃありません!さらに名物となるような『伊達美味』を全国に知ってもらって、よりたくさんの人に仙台に来て、食べてもらうために勝ちます!ぜひ富澤派に清き一票を!」と投票を呼び掛ける。
投票は公式サイトから1日1回可能。はがきによる投票も受け付ける。8月31日まで。