杜の都を音楽で彩る「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」、今年も開幕

メーン会場の一つ、定禅寺通。ケヤキ並木の下で市民や観光客が演奏に耳を傾けていた

メーン会場の一つ、定禅寺通。ケヤキ並木の下で市民や観光客が演奏に耳を傾けていた

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 仙台市中心部で9月8日、毎年恒例の野外音楽イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」が始まった。

仙台駅構内にはステージと立ち飲みテーブルも

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 1987(昭和62)年から4年連続で行われた「LIVE141 定禅寺ストリートジャズフェスティバル」を前身とする同イベント。1991年に会場を野外に移し、現在の名称に変更。出演25グループ・観客約5,000人でスタートした第1回から年々規模を拡大。昨年は747バンド・4903人が参加し、2日間で延べ79万人を動員した。

 22回目の開催となる今年は「明日へのHeart Beat」をメーンテーマに、ジャズ・ゴスペル・ポップス・アコースティック・R&B・フュージョン・ブルース・ロック・ビックバンドなど、多彩なジャンルの769バンド・約5,000人が全国から参加。勾当台公園市民広場をメーンステージに、青葉区一番町・国分町・本町・中央・大町、宮城野区榴岡など、市内中心部各所のビル前・商店街・公園・広場などに用意された48ステージで演奏を披露する。

 同実行委員会では「世界の共通語である音楽を自然の中で奏で、演奏者も聴く人も支えるスタッフも至福の時を共有して堪能する、そんな音楽の祝祭。ここ仙台から発信する音楽の熱い鼓動が人々を癒し元気づけ、大震災の被災地が着実に復興していくことを願っている」と話す。

 開催時間は、ストリート演奏=11時~18時、ナイトステージ=18時~20時。9日まで。9日18時~20時には勾当台公園市民広場でフィナーレを実施する。

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