仙台駅東口の洋風総菜テークアウト専門店「駅裏マルシェ ボナペティ」(仙台市宮城野区榴岡2、TEL 022-292-2120)が、近隣で働く会社員やOLの間で人気を集めている。
青葉区のカフェ&バー「Salut(サリュー)」(青葉区二日町)の姉妹店として4月にオープンした同店。テークアウト専門の総菜店を開きたいと考えていたオーナーの青田春香さんが、サリュー利用客からの要望もあり出店した。
場所は榴岡公園のそば。「フランスでは公園の側にお総菜屋さんがあって、みんなそこで総菜を買って芝生の上に広げてピクニックしている。仙台にもそんな店があればいいなと思っていたので、この場所を選んだ」と青田さん。店舗面積は12坪。
サラダ・マリネ・肉料理・煮込み料理・揚げ物・サンドイッチ・キッシュ・ケークサレなど常時10~15種類の洋風総菜を販売。価格帯は350円~550円で、メニューは不定期で入れ替える。現在のラインアップは、「チェダーチーズのPIZZAフランス」(200円)、「ブルーチーズ風味のきのこのポテトサラダ」「いろいろお野菜のラタトウイユ」(以上350円)、「豚肉のコルドンブルー香草パン粉」「特製ミートソースのラザニア」(420円)など。
「一番人気」のキッシュ(1カット450円)は常時2~3種類を用意。「卵とクリームのバランスをかなり意識していて、卵っぽくなくクリーミーで濃厚な味わいが特徴。具材は旬の野菜や、その日の気分で選んでいる」。そのほか、自家製パン(90円~)4~5種類、カヌレ・ケーキ・ラスク・クッキー・マカロンなどのスイーツ約10種類、コーヒー(300円)やウインナコーヒー(380円)などドリンク5種類も。
客層は30代から年配まで幅広く、ランチタイムや夕方になると近隣の会社員やOL、主婦でにぎわいを見せている。ホームパーティーやママ友の集まりなどのお持たせ需要も多いという。青田さんは「普段の生活の一部として使ってもらえるような、気軽にふらっと立ち寄ってもらえる店にできれば」と話す。
営業時間は11時~20時。日曜定休。