仙台駅東口に4月11日、「大盛りや もり達」仙台店(仙台市宮城野区榴岡4、TEL 022-355-4325)がオープンした。
山形在住のオーナー・山家彰博さんが2010年、山形・天童市にオープンした同店。仙台への2号店出店は東日本大震災がきっかけとなった。「義援金やボランティアなど、いろいろなかたちの支援があるが、長い目で見て雇用の面から貢献できればと考えた」と山家さん。沿岸部への出店を希望していたが条件の合う物件が見つからず、「まずは宮城県内へ出店することが大事」と、同所への出店に踏み切った。店舗面積は21坪で、席数は39席。
同店の定食メニューは通常で大盛りの分量。鶏むね肉ともも肉の「限定合盛り唐揚げ」(数量限定、680円)、拳半分サイズの鶏空揚げ7個を載せた「もも鶏唐」(780円)、もも肉に特製の魚粉を振りかけた「もり達もも鶏唐」(980円)など空揚げメニューは7種類。女性の手のひらサイズのカツ4枚の「チキンカツ」(680円)、200グラムの「メンチカツ」(680円)、「トンカツ」(880円)、「カルビ焼肉卵付き」(980円)の定食や、40センチの大皿に盛り付けるカレー5種類(680円~)・パスタ3種類(780円~)も。
定食のご飯・みそ汁はサイズが選べ、ご飯・みそ汁・キャベツはお代わり自由。おかずのみ持ち帰り可能で、通常の店の普通サイズに当たる「小盛り」メニューも用意する。「フードファイトの店ではないので、おいしく食べられる量を注文してもらえれば」(山家さん)。
オープン後は近隣で働く会社員や工事関係者が多く来店し、常連客も増えているという。「満足するくらい、おなかいっぱい食べて、仙台・宮城の皆さんに元気になってほしい」と山家さん。「自分たちにできる限りのことをさせていただきたい。沿岸部への出店も形にしていければ」と意気込む。
営業時間は11時~21時。