仙台弁の「おしゃべり自販機」登場-ダイドードリンコ、仙台市内に設置

仙台弁バージョンの「おしゃべり自販機」。「仙台弁でしゃべっちゃ。」の文字と仙台名物をあしらったラベルが目印

仙台弁バージョンの「おしゃべり自販機」。「仙台弁でしゃべっちゃ。」の文字と仙台名物をあしらったラベルが目印

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 宮城県内に仙台弁バージョンの「おしゃべり自販機」が登場した。ダイドードリンコ(大阪市北区)が3月中旬から設置を始めたもの。

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 「おしゃべり自販機」は、ユーザーとのコミュニケーションを目的に開発された音声データ内蔵自動販売機。時間帯や季節、利用客に対応したメッセージを話すのが特徴。2000年に初めて設置し、関西弁バージョンや外国語バージョンも展開。2006年には津軽弁・名古屋弁・博多弁などエリア限定の「方言対応自販機」を企画。「地方色豊かなお国言葉で対象エリアのお客さまに好評」(同社)という。

 「東北地方の方々に、ホッとして、元気になっていただける、地元に根付いたコミュニケーションを目指したい」と、今回新たに仙台弁・盛岡弁・福島弁の3種類を展開。仙台弁バージョンは、「あら どうもね(いらっしゃいませ)」「ひゃっこいの のまい(冷たいお飲み物はいかがですか)」「おづりとってかんよ(お釣りをお忘れなく)」「ど~もね~ またきてけさいん(ありがとうございました)」など48パターンを収録。声は、宮城のフリーパーソナリティー・岩手佳代子さんが担当した。

 今後、仙台市内を中心に設置台数を増やしていく予定。同社では「方言はその地域の文化・歴史・生活そのもの。聞き慣れた方言に懐かしさや安堵(あんど)感を感じていただければ」と話す。

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