宮城県観光連盟（仙台市青葉区本町3）が販売している県観光PRキャラクター「むすび丸」の新商品が好調な売れ行きを見せている。

3月新発売の「むすび丸」グッズ3種

　2007年から、むすび丸をデザインしたグッズの企画・販売を行っている同連盟。これまでTシャツやバッグ・ぬいぐるみ・ストラップ・缶バッジ・ペンなど約20種類を展開。昨年5月からは東日本大震災復興応援チャリティーグッズを製作し、Tシャツ（各1,900円）は3900枚、シリコンバンド（各300円）は1万4000本を販売した。

　今年2月には新商品として甲冑タイプのピンバッジ（200円）を発売。1カ月で約5000個を売り上げるなど、市民や観光客から幅広い人気を集めた。「新商品を発売すると、むすび丸ファンの方々がツイッターなどで紹介してくださっている」（同連盟担当者）など、ネットでの口コミ効果も大きいという。

　3月の新商品は、さまざまなポーズを取ったむすび丸を立体シールにした「ぷくぷくシール」（350円）、甲冑（かっちゅう）姿のむすび丸をデザインした「ミニタオル」（200円）、ラバーストラップ（300円）の3アイテム。同1日から始まった「仙台・宮城『伊達な旅』春キャンペーン」に合わせて企画したもので、同キャンペーンのキャッチフレーズ「笑顔咲く旅 伊達な旅」のロゴをあしらった。

　各商品とも売れ行きは「好調」で、11日現在でラバーストラップは400個、ぷくぷくシールは800枚、ミニタオルは1200枚を売り上げている。「むすび丸グッズを身につけて宮城に遊びに来てもらいたい。そして県内をくまなく観光していただければ」と同担当者。現在は復興支援チャリティーTシャツの新バージョンを企画中で、「新商品にもご期待いただければ」とも。

　県庁1階の観光情報発信センターで販売するほか、ファクスでの通信販売も行う。