仙台市交通局は12月20日から、バスロケーションシステム「どこバス仙台」のスマートフォン向けサイトを開設した。
「どこバス仙台」は、仙台市交通局と宮城交通が2006年4月に運用を開始したバスロケーションシステムの愛称。インターネットを通じて路線バスの接近情報をリアルタイムで利用者に知らせ、「バスがいまどこにいるのか」「遅れているのか行ってしまったのか分からない」など、バス待ちのイライラ感を解消する。
これまで従来型携帯電話やパソコン向けにサービスを提供していたが、スマートフォン利用者の増加や市民からの要望により対応サイトを新設。ソフトウェア開発会社のビーフル(仙台市青葉区本町1)が制作を手掛け、スマートフォン上で見やすい画面構成や操作しやすいユーザビリティーを考慮したという。
サイトにアクセスして乗車・降車の停留所を指定すると、その時点で利用できるバスの接近情報が表示される。停留所の指定はキーワード入力のほか、過去履歴、位置情報に基づく現在地付近の検索も可能。「スマートフォンをご利用の皆さまはぜひご活用いただければ」と同局担当者。
利用無料。Android、iOS、Windows Phoneに対応する。