プレスリリース

宮城県丸森町が、サウナを中心に活躍の場を広げる清水みさとさんや、町民と一緒につくりあげた、町公式キャラクター「ねこがみとうぐいすP」のデビュー曲を発表!

リリース発行企業:丸森町

情報提供:

 



 宮城県丸森町(町長:保科郷雄)は、町公式キャラクター「ねこがみとうぐいすP」のデビュー曲『デザイン』とそのミュージックビデオを制作し、12月21日(日)よりYouTubeにて公開しました。
本プロジェクトは、サウナを中心に活躍の場を広げる清水みさとさん、音楽家のno.9(城隆之)さん、そして本町の公式クリエイティブディレクターを務める太田伸志氏(株式会社スティーブアスタリスク)とともに、町民参加型で進めてきた取組です。町の歴史や想い、そしてこれからの未来を音楽と映像で表現しています。

 ne.ko.ga.mi. - デザイン [Official Video]

 丸森町|ねこがみとうぐいすP 公式ホームページ

 なぜ、ねこがみ?

  江戸時代から丸森町では養蚕が盛んで、蚕をネズミから守る存在として猫を神様として祀る習慣が
 ありました。猫神の全国的な分布を見ると東北地方や長野県など養蚕地帯が多く、その中でも宮城
 県、さらには丸森町に数多くの猫神が祀られています。しかし、なぜ、ここまで丸森町に多いのかは
 わかっていません。

丸森町内各所で見ることができる猫碑

 なぜ、デザイン?

  本町では、2025年から2034年までの第六次丸森町総合計画で町の目指す将来像を「DESIGN NE
 W MARUMORI つくろう、あたらしい日常を。」と定めました。今回の「ne.ko.ga.mi.」デビュー
 曲プロジェクトでは、この考え方をもとに、与えられるまで待つのではなく、自らの手で作り出そうとする「デザイン」という価値観を大切につくりました。



曲が生まれた背景

 始まりはデザイン思考研修

  本プロジェクトの背景には、2023年から継続して実施している役場職員向けのデザイン思考研修
 があります。本町の公式クリエイティブディレクターである太田伸志氏のもと、過去の事例を分析し
 ながら解の質をあげる「論理的思考」と、課題そのものと向き合い続ける「デザイン思考」を掛け合
 わせながら、まちづくりを本質から考える研修を実施しています。

丸森町にて行っているデザイン思考研修

 町民投票でキャラクターが決定

  デザイン思考研修の実践編にて、丸森町の課題を別の視点から捉え、埋もれている町の個性や魅力
 を見つけ、丸森町らしさを反映したキャラクターを制作。研修で提案された2つのキャラクター候補
 を対象に、70年の町政史上初の全世代対象の町民投票を実施。園児や小・中学生などを含む応募者に
 よる投票の結果、丸森町公式キャラクター「ねこがみとうぐいすP」が誕生しました。

投票告知で使用した冊子と、「広報まるもり」に掲載した投票結果

 町民とともに手がけたMV(ミュージックビデオ)

  そんな「ねこがみとうぐいすP」のデビュー曲である『デザイン』とそのミュージックビデオを制
 作しました。ミュージックビデオは、ねこがみが神アイドル「ne.ko.ga.mi.」としてステージで歌を
 披露するまでのストーリーとなっています。丸森町の自然豊かな景色にイラストを重ねていくこと
 で、可能性の広がりを表現しています。丸森町民が、新しい丸森町の姿にワクワクできるような映像
 に仕上げています。映像には「ne.ko.ga.mi.」を応援する観客のイラストを、丸森町の夏祭り「齋理
 幻夜」のワークショップで参加者に描いていただいたものを使用しました。
  また、宮城県伊具高等学校美術部、丸森中学校美術部の生徒にも背景のイラストを描いていただく
 など、町民とともに制作を進め、長く愛してもらえるようなミュージックビデオを目指しました。


丸森町を象徴とする丸森橋を歩くねこがみとうぐいすP


鮮やかに彩られていく商店街


丸森町の夏祭り「齋理幻夜」のワークショップ参加者が描いた、ステージに立つねこがみを応援する観客イラスト


描かれた観客イラストがMVに出演


宮城県伊具高等学校美術部、丸森町立丸森中学校美術部が描いた丸森町の背景イラストも使用

 宮城県丸森町について 

  丸森町は、宮城県最南端に位置し、東北第二の大河・阿武隈川が流れる盆地の町。仙台市から車で
 約1時間半。阿武隈急行線を利用すれば、仙台市から約1時間、福島市からも約1時間でお越しいただ
 けます。水と緑が輝き、歴史が続くまちです。

  宮城県丸森町






■丸森町長 保科郷雄からのコメント



 昨年誕生した丸森町公式キャラクター「ねこがみとうぐいすP」。そのねこがみが、アイドル「ne.ko.ga.mi.」としてついにデビュー曲を発表します。本町では、今年度からまちづくりの指針となる「第六次丸森町総合計画」がスタートしました。
 「DESIGN NEW MARUMORI つくろう、あたらしい日常を。」を理念に、これまでの丸森を大切にしながらも、新たな取組や前向きな行動で新しい丸森をつくることを目指しています。本デビュー曲は、これらの取組を後押しするもので、町民だけではなく多くの皆様に本町のまちづくりを知っていただくきっかけになってほしいと思っております。 
 ミュージックビデオは、丸森町の日常の風景に加え、町民の方々にも参加いただき夢の広がるものになりました。心から感謝申し上げます。
■歌を担当した清水みさとからのコメント



 サウナをきっかけに、何度も訪れていた丸森町。今度は、丸森町のイメージソング「デザイン」を歌わせていただくことで、またつながりました。いろんな縁が重なって、その先のものづくりへと進んでいく。それもまた、「デザイン」みたいです。この歌が、大好きな丸森町に小さな希望やあたたかさを添えられていたらうれしいです。


清水みさと プロフィール:
大のサウナ好きで、大学生の時から毎日のようにサウナに通い続けている。「サウナイキタイ」ポスターモデルはじめ、サウナに関するラジオ・連載・イベント等、多方面で活躍中。2022年には、サバンナ・高橋茂雄さんと「サウナ婚」を発表。
??作曲を担当した城 隆之(no.9) からのコメント



 僕も何度か訪れた丸森町。一見あたりまえの田舎町と変わらず、川の音、蝉の声、鳥や蛙が聞こえていても静かと感じる森と川が印象的でありながら、そこかしこにオリジナルが点在している。穏やかなのに力強さを感じる不思議。そんな町で育った太田さんが書いた歌詞と、清水みさとさんの歌を聞いた時、その素朴なオリジナルを垣間見た気がした。決して新しくないけど、どこか懐かしいけど、そこに在る町と人と情景と未来への想いをこの曲に込めました。とてもいい機会をありがとうございました。町の皆様に長く聴いていただけたら幸いです。

城 隆之(no.9) プロフィール:
実績と経験に基づく緻密なサウンドデザインと幅広い音楽性を併せ持つ作曲家でもあり、アーティスト活動と並行して、TVCMやWeb広告、映像作品やテレビ番組など数々の音楽の制作など、その活動は多岐にわたる。
??作詞を担当した太田伸志からのコメント



 デザインって何なのだろうと今でもずっと悩んでいますが、僕なりの答えを歌詞に込めさせていただきました。ほんとうに大切なものとは。ほんとうに向き合うべきものとは。そんな、誰もが一度は考えるであろう想いを応援してくれる存在が「デザイン」です。故郷に残った人も、故郷を離れた人も、故郷に戻った人も、すべての人生の隣に「デザイン」があることで、未来が豊かになることを願っています。ご協力いただいた町民のみなさま、ありがとうございました。清水みさとさんの優しい歌声と、no.9の美しい楽曲とともにお楽しみください。

太田伸志 プロフィール:
宮城県丸森町生まれ。Steve* inc.代表取締役社長。東北芸術工科大学非常勤講師。企業やブランド・地域などのブランディングを多数手がける。2023年から県内自治体初となる丸森町公式クリエイティブディレクターも兼務。
?? 制作を担当した株式会社スティーブアスタリスク

撮影地:宮城県丸森町 不動尊公園キャンプ場

 ブランディングや商品開発を、その瞬間だけではなく「未来にどのような影響を与えるか」を考えてお客様と共に併走することを目指すクリエイティブカンパニー。CI/VI開発からWebサイトや名刺・グッズなどのプロジェクト立ち上げに必要な制作物もワークショップを含めたコンサルティングから関与。時代の潮流を研究し続け、長期的な企業成長を共に考えるクリエイティブパートナーを目指しています。


 宮城県丸森町 概要

 自治体名 :宮城県丸森町(みやぎけん まるもりまち)
 町  長 :保科 郷雄
 所 在 地  :〒981-2192 宮城県伊具郡丸森町字鳥屋120
 アクセス :仙台市から車で約1時間半/阿武隈急行で約1時間
 公式サイト:https://www.town.marumori.miyagi.jp/

 【関連サイト】
  ・ねこがみとうぐいすP 公式サイト
    https://nekogami.marumorimachi.com/



【本件に関するお問い合わせ】
 宮城県丸森町 企画財政課
 TEL:0224-72-3024
 MAIL:kikaku@town.marumori.miyagi.jp

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