スーツケース修理専門店「スーツケース修理王」(https://suitcase-repair-king.com/)は、累計5万件以上の修理データを分析し、RIMOWA(リモワ)製スーツケースの修理が多い部位トップ5と予防策をまとめました。リモワ特有の修理項目としてキャスターと本体をつなぐ「ハウジング」が第3位にランクインしました。
■ RIMOWA修理部位ベスト5(頻度順)
1位 キャスター(車輪)
2位 伸縮ハンドル(テレスコープハンドル)
3位 ハウジング(キャスターと本体の接続パーツ)
4位 本体ボディ
5位 ロック(施錠装置)
参考までに、スーツケース全体(全ブランド)の破損箇所トップ5はキャスター、伸縮ハンドル、ロック、ケースハンドル、本体ボディの順です。以下では、各部位ごとの故障傾向と予防策を詳しく解説します。
1位:キャスター(車輪)
リモワに限らず、スーツケースのキャスターは常に地面と接するため割れ・折れ・タイヤ外れ等の故障が起きやすい部位です。1輪でも破損すると走行が困難になり、無理に引き続けると他のキャスターやハウジングにも負荷がかかります。
予防策と修理費用の目安
早期修理が重要:破損したまま走行すると負荷が連鎖するため、早めの交換が望ましいです。
保管環境に注意:キャスターはポリウレタン製が多く、湿気による加水分解でひび割れが起こるため、湿度の低い場所に保管し、ホコリを定期的に拭き取りましょう。
応急措置:壊れた車輪が1輪でもある場合は、正常な前2輪または後2輪だけで走行し、破損箇所を地面に接触させないようにすると二次被害を防げます。
費用の目安:修理王ではキャスター1か所の交換が4,000円~、修理時間は10分~が目安となります。
2位:伸縮ハンドル(テレスコープハンドル)
伸縮ハンドルは出し入れの頻度が高く、内部パーツのずれやバネの不具合で上下に動かなくなることがあります。支柱の折れや持ち手の割れなど明らかな破損ではハンドル全体の交換が必要です。
予防策と修理費用の目安
荷重をかけすぎない:規定重量以上の荷物を引くとハンドルに大きな負荷がかかり壊れやすくなります。重い荷物はケースハンドル(固定持ち手)で引きましょう。
斜め走行を避ける:2輪走行や荷物をハンドルに掛けると支柱に負荷が集中し、曲がりや折れの原因になります。
費用の目安:修理王では伸縮ハンドル修理が7,500円~、修理時間は30分~が目安となります。
3位:ハウジング
ハウジングはキャスターと本体を繋ぐ土台で、強い衝撃を受けた際に割れやすく、海外旅行中の破損トラブルでよく見られる箇所です。特にアルミ製リモワは本体が重いため負荷が大きくなりがちです。
予防策と修理費用の目安
4輪走行で荷重分散:斜めに傾け2輪だけで引くとネジやハウジングに負担が集中し、割れやネジ折れの原因になります。できるだけ4輪で水平に走行し、負荷を均等に分散させましょう。
早期修理が重要:破損したまま走行するとキャスターと同様に負荷が連鎖するため、早めの交換が望ましいです。
費用の目安:修理王ではハウジング1か所の交換が6,900円~、修理時間は30分~が目安となります。
4位:本体ボディ
リモワは堅牢ですが、海外旅行で乱暴に扱われるとボディに凹みや亀裂が生じることがあります。多くの場合、旅行保険による補償が受けられます。特にポリカーボネートボディにおいて亀裂が多い箇所は、伸縮ハンドル周りとハウジング周りになります。
予防策と修理費用の目安
ハウジング・ハンドル周りの亀裂:ポリカーボネート製モデルではハウジングや伸縮ハンドルの取り付け部周辺に亀裂が入りやすいため、重い荷物ほど4輪走行を心がけ、荷物をボディの上に載せないようにします。
費用の目安:修理王ではボディ修理が6,000円~、修理時間は1週間~が目安となります。
5位:ロック
TSAダイヤルロックなどの精密パーツは、ダイヤルが回らない・鍵が折れる・開閉できないといった不具合が発生しやすく、空港職員による開錠時の破損も報告されています。
予防策と修理費用の目安
正しく噛み合わせて施錠:荷物を詰めすぎた状態で無理にロックを閉めると歪みや割れを招きます。爪と受け金具をしっかり噛み合わせてから施錠するよう心掛けましょう。
費用の目安:修理王ではロック交換が1か所6,500円~、修理時間は1日~が目安となります。
まとめと呼びかけ
修理王のデータによると、リモワの故障箇所は車輪やハンドルなど比較的短時間で直せる部位に集中しており、キャスター交換やハンドル修理なら店頭で数十分以内に完了することも多いとのことです。代表の佐野麻依は「お気に入りのスーツケースは、壊れたら即買い替えるのではなくプロの修理で延命することで、サステナブルな旅につながる」と述べています。
旅行前には「キャスターがスムーズか」「ハンドルは問題なく伸縮するか」「ロックは正常か」をチェックし、不安があれば事前にプロに点検・修理を依頼しましょう。修理王ではLINEやWebフォームで写真を送るだけで無料見積もりが可能で、店頭修理なら最短10分から即日受け取りができます。
店舗概要
店 名:スーツケース修理王 新大阪店
所在地:〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-7-19 第7新大阪ビル1F
アクセス:御堂筋線「新大阪駅」南口より徒歩4分
営業時間:10:00~20:00
定休日:木曜日
電話番号:050-8885-6545
サービス:スーツケース/キャリーケースのキャスター・ハンドル・TSAロック・ファスナー・ボディ割れ修理、保険申請サポート
会社概要
スーツケース修理王(運営:合同会社スーツケース王)は、5万件以上の修理実績を持つスーツケース・キャリーバッグの修理専門サービスです。即日対応の店頭修理、全国対応の郵送修理、LINEによる無料見積もり、保険修理のサポートなど、お客様の「あんしん」を支えるサービスを展開。RIMOWA・Samsonite・TUMI・ZERO HALLIBURTONなど、国内外50以上のブランド修理に対応しています。
本社、新大阪店:大阪府大阪市淀川区西中島5-7-19 第7新大阪ビル1階
仙台店:宮城県仙台市青葉区大町1丁目3-8 1F
公式サイト:https://suitcase-repair-king.com/
リモワ専門修理サービス:https://suitcase-repair-king.com/rimowa-repair-center/
(調査概要)
調査機関:スーツケース修理王 新大阪店
調査期間:2025年7月~9月
調査方法:当店にて実際に修理を行った修理部位から集計
<本件に関するお問い合わせ先>
スーツケース修理王 本部
MAIL:info@suitcase-repair-king.com
※本リリースに掲載されている情報は発表日時点のものです。取扱メニュー・キャンペーン内容は予告なく変更となる場合があります。