河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは、受験生のオープンキャンパス参加の状況について大学生にアンケート調査を行いました。オープンキャンパスが数多く行われる夏休みを前に、先輩がどのようにオープンキャンパスに参加したか調査結果を公開します。
[調査概要]
対象者:全国のKei-Net特派員*(*河合塾OB・OGを中心とした大学生の協力会員)
アンケート実施時期:2024年11月、 有効回答数:190件 (2022年10月調査時 有効回答数:267件)
調査方法:インターネット上のアンケートフォーム
■ハイライト
1. 参加時期は高2時が最多。高1・2のどちらかで参加した人は参加者全体の約8割
2. オープンキャンパスに期待することとして、9割が「大学の雰囲気を確認できること」と回答
3. 1人当たりの平均参加校数は4.7校。6校以上に足を運ぶ生徒が36%!
4. 5人に1人は単独で参加するも、保護者と参加が半数以上に増加!
■アンケート結果
1.オープンキャンパスに参加した学年
オープンキャンパスに参加した学年は高2が最多の70%でした。また、高1・2時のどちらかで参加したことがある人を集計すると、全体の79%を占めました。そして、どの学年も2022年の調査時点より参加率が伸びており、オープンキャンパスに積極的に取り組んでいることがわかります。
2.オープンキャンパスに期待していたこと
「大学の雰囲気を確認できること」「大学内の施設を見学できること」が1位・2位に。実際に大学に足を運び、将来キャンパスにいる自分をイメージすることは、志望校を決める際の大切な要素です。同時に、志望校の具体的なイメージを持つことにより、受験勉強へのモチベーション向上にもつながります。
3. オープンキャンパスに参加した大学数
1人当たりの平均参加校数は4.7校で、6校以上参加している方は36%と2022年の調査から23%も増えています。直接、大学に足を運ぶほか、オンラインでの参加も併用して複数の大学を比較検討することで、より自分に合った大学選びにつなげることができます。
4. オープンキャンパスに一緒に行った人
半数以上の方は保護者が同伴していて、2022年の調査から9%増えています。大学選びに保護者視点からの情報収集も重要視されていることが伺えます。
一方、効率よく回れる単独参加は5人に1人。それぞれのメリットを生かすのがカギと言えそうです。
オープンキャンパスへの参加は、複数の学校の特徴を比較し、自分に合った学校を選ぶための重要な情報を得る絶好の機会です。
河合塾の大学入試情報サイトKei-Netでは「オープンキャンパスに行こう!」のコーナーで受験生のオープンキャンパス参加に役立つ情報を提供しています。先輩の体験談に基づくオープンキャンパス参加のコツや、大学名に加え開催時期やエリアなどからも検索できる『オープンキャンパス検索システム』で充実した大学選びを支援します(URLは下記参照)。
[先輩のオープンキャンパス体験談(抜粋)]
・ネットやパンフレットの情報だけではわからない大学生活の雰囲気や勉強について知ることができた。
・具体的に各大学の特徴と強みを聞けて、具体的な進路をイメージすることができ、とても参考になった。
・事前申込があることを知らず、ほとんどの企画に参加できなかった。
・(キャンパスが広いので)迷ったらすぐに近くの学生スタッフに聞くことをおすすめします。
・質問したい項目を用意しておかず、聞きたいことが十分に聞けなかった。
■お役立ち情報
■Kei-Net 『オープンキャンパス情報』
www.keinet.ne.jp/exam/tips/opencampus/
当日確認したいことをまとめたチェックシートをはじめ、事前準備に役立つ情報が満載の『オープン
キャンパスに行く前に』と、全国740校以上のオープンキャンパス実施情報をデータベース化した
『オープンキャンパス検索システム』が、オープンキャンパス活用をサポートします。
■7月19・20日開催 『ユニフェス大学合同オンライン説明会2025』
www.unifes.jp/
夏休み初めに行われる、全国100校以上の人気大学がそろう大学合同オンライン説明会です。
まずオンライン説明会に参加して気になる大学を比較検討し、興味のある大学のオープンキャンパス
に足を運ぶ。オンラインとリアルのいいとこ取りが納得のいく大学選びの秘訣です。