株式会社七十七銀行(取締役頭取 小林 英文)と東北電力株式会社(取締役社長 社長執行役員 樋?口 康二郎)が締結した「カーボンニュートラルの推進に関する連携協定(2023年4月27日締結)」の枠組みにおいて初の事業案件となる太陽光発電所(名称:「77ソーラーパーク富谷」)の運用を、本日(10月28日)開始いたしました。
本発電所は、七十七銀行が宮城県富谷市に所有する総合グラウンドの未利用地に設置したもので、発電した再生可能エネルギー(以下「再エネ」)由来の電力を七十七銀行の本店ビルおよび一部の店舗等へ供給するものです。
本発電所による再エネ電力の導入を通じて、年間約1,200tのCO2排出量削減に寄与するとともに、追加性(再エネの新たな設備投資を促す効果)のある取り組みとして地域社会におけるカーボンニュートラルの実現や持続的発展に貢献できるものと考えております。
また、建設、保守や自己託送に関する手続きなどについては、東北電力グループの東北エネルギーサービス株式会社(取締役社長 舟田 栄一)が、七十七銀行と締結した「オフサイトコーポレートPPAサービスに関する契約(2023年5月12日締結)」に基づき、サポートしております。
七十七銀行と東北電力は、今後も、自社が排出する温室効果ガス削減にとどまらず、地域全体のカーボンニュートラルに向けて積極的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
「77ソーラーパーク富谷」の概要
1.設置場所:宮城県富谷市一ノ関 (七十七銀行富谷総合グラウンド敷地内)
2.設置者:七十七銀行
3.発電出力:約2,000kW
4.発 電 量:年間約2,500MWh(一般家庭約800世帯分の年間消費電力量に相当)
5.想定CO2排出削減量:年間約1,200t-CO2(杉の木約14万本分の植樹と同じ効果)
【参 考】
■ 七十七グループにおけるカーボンニュートラル目標への取り組み
七十七グループは「Vision 2030」および「SDGs実践計画」において、CO2排出量にかかるKPIを、「2030年度までのカーボンニュートラル実現を目指す」としております。
七十七グループは、「77ソーラーパーク富谷」の設置等を通じて、今後もカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを強化していくほか、地域金融機関として、地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。
■ 東北電力グループにおけるカーボンニュートラルチャレンジ2050への取り組み
東北電力グループは2050年カーボンニュートラルの達成に向け、「再生可能エネルギーと原子力の最大限の活用」「火力の脱炭素化」「電化の推進とエネルギー利用の最適化」を柱として、CO2排出削減に取り組んでいます。
今後も、電源の脱炭素化などを進めると同時に、地域社会の脱炭素化に取り組んでまいります。
以上