プレスリリース

AiRato×東北医科薬科大学病院「放射線治療における頭頚部癌の自動計画」をテーマに共同研究を開始

リリース発行企業:アイラト株式会社

情報提供:

AiRato(アイラト)株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役 木村祐利 以下「AiRato」)と東北医科薬科大学病院(所在地:宮城県仙台市、病院長:佐藤賢一、以下「東北医科薬科大学」)は、「放射線治療における頭頚部癌の自動計画」に関する共同研究を2024年10月より開始しました。



研究の内容と目的
本研究では、放射線治療が適応となる頭頚部癌患者さんを対象に、放射線治療計画の分布をAI解析することでCT画像上に自動で放射線治療計画を作成できる技術の開発を行っていきます(図1)。将来的にはAIによる放射線治療計画支援ソフトウェアとして社会実装を目指します。
本研究は仙台市の令和6年度先端テクノロジー・データ利活用ユースケース創出支援事業の支援を受けて行っております。






研究の特徴と展望
AiRatoが独自に開発しているAIでは、様々な放射線画像をかけ合わせてAI分析をしており、このAI技術に関して、国内トップクラスの臨床データと臨床治験を保有する東北医科薬科大学病院と共同で研究することで、臨床現場で真に活用できる放射線治療向け自動治療計画作成AIの開発を目指しています。
法人(センター)・会社概要
●東北医科薬科大学病院
東北医科薬科大学病院は昭和57(1982)年に現在地で診療を開始した東北厚生年金病院を前身としています。平成25(2013)年に東北薬科大学附属病院となったのち、平成28(2016)年に医学部の設置とともに東北医科薬科大学病院として誕生しました。東北医科薬科大学は「東北地方の地域医療を支える」という明確な使命を持ちます。大学病院としての高度な医療を提供するとともに、院是である「忠恕」の精神に基づき、地域の皆様に信頼される安全で良質な医療を実践し、地域医療の将来を担う医療者を育成していけるよう努めてまいります。
○佐藤 賢一病院長より
本共同研究が、頭頚部癌に対する放射線治療において画期的な技術革新を生み、熟練した医師に匹敵する高品質のがん治療を多くの患者さんに効率的かつ均質に提供できるようになるものと大いに期待しています。
Webサイト:https://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/
●アイラト株式会社
放射線によるがんの治療には、近年追い風が吹いている。がんの3大治療と呼ばれる手術、抗がん剤、放射線。このうち放射線による治療は体にメスを入れることも、痛みを伴うこともなくがんを治療することができるため、身体的な負担の少ない低侵襲の治療法として、需要が高まっています。アイラト株式会社は、「放射線治療ですべてのがん患者を救う」をミッションに掲げ、医療AIを用いた放射線治療計画支援サービスの開発を行い、最先端放射線治療の治療成績向上や業務量改善を目指し活動しています。
コーポレートサイト:https://airato.jp/
問い合わせ先:info@airato.jp
代表番号050-1721-2917
担当者:池田龍太郎

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