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仙台空港、夜間運用開始へ-29日からエア・ドゥが臨時便

震災から33日めに民間機の運航を再開した仙台空港ターミナル(2011年4月13日撮影)

震災から33日めに民間機の運航を再開した仙台空港ターミナル(2011年4月13日撮影)

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 国土交通省は4月26日、仙台空港(宮城県名取市)の一部空港施設で仮設照明設備の整備のめどが立ったとして、同29日より夜間の民間機の運航を開始すると発表した。

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 東日本大震災の被災で閉鎖した同空港は4月13日に一部民間機の運航を再開したが、依然空港施設への電気・水道などの供給はなく、昼間時間帯だけの限定的な運用となっている。集中的に継続されている復旧作業によりターミナルビルの一部や同ビルと滑走路の間の誘導路など仮設照明の準備がほぼ整うことから、同日より夜間の航空機発着の運用を再開。同空港の民間機の就航可能時間を、震災前と同じ7時30分~21時30分とする。

 夜間運用再開決定を受け、北海道国際航空(エア・ドゥ)が初日から札幌(新千歳)~仙台間に臨時便を1日1往復運航する。運航スケジュールは、札幌発=16時30分・仙台着=17時40分、仙台発=18時35分・札幌着=19時50分。機材は座席数126席のB737型機を使用。期間は5月8日までを予定。

 同省はまた、同空港のバス・タクシー乗り場、空港内道路、空港駐車場についても仮設の照明は設置するが、空港までの道路についても照明や信号機が復旧していない箇所があるため、夜間の空港利用時には注意が必要としている。(取材協力=みんなの空港新聞)

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