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仙台で「ドコモカップ東北」最終審査会-東北の学生が自作アプリ競う

「ドコモカップ東北」授賞式の様子。最終審査会に進んだ全員に賞が贈られた

「ドコモカップ東北」授賞式の様子。最終審査会に進んだ全員に賞が贈られた

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 仙台サンプラザ(仙台市宮城野区榴岡5、TEL 022-257-3333)で1月22日、「iアプリコンテスト ドコモカップ東北」最終審査会が開催された。

グランプリ作品「ねこたまっ」のプレゼン

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 NTTドコモ東北支社(青葉区上杉1)が東北6県の専門学校・高専・大学・大学院の学生を対象に2001年から開催する同コンテスト。10回目を迎える今年は、新たに「Android」も対象に加えた。同社の荒木裕二支社長は「この1年ちょっとでスマートフォンが急激に普及した。今後はパソコンで利用されているものが携帯でも必要とされることから、Androidコースを新設した」と話す。

 応募総数は、iアプリ・Androidの「アプリケーション部門」=134作品、待ち受け動画・静止画の「ビジュアルクリエイト部門」=343作品。事前審査を通過した17組がこの日の最終審査会に駒を進め、公開で作品をプレゼン。アスキー・メディアワークス、コナミデジタルエンタテインメント、バンダイナムコゲームスなど、ゲーム会社やIT企業のプロデューサーらが作品を審査した。

 各コースのグランプリ受賞者は以下の通り。iアプリ=宮城大学・Hanapesoの「プリチュー」、Android=東北大学大学院・snobの「ねこたまっ」、待ち受け動画=国際アート&デザイン専門学校・いっちょんさんの「起き上がれ東北!」、待ち受け静止画=盛岡情報ビジネス専門学校・ちょくさんの「りんごのかおり」。

 審査員のタイトー・西脇剛志さんは「プリチュー」について、「全体の世界観でプレイヤーを引き込むいいゲームに仕上がっている」とコメント。コナミデジタルエンタテインメントの車田貴之さんは「ねこたまっ」について、「世界観やキャラクター、音の選択、エフェクト、動きなどが良かった。タッチインターフェースで触ると変化が起こるというのが楽しくて、ルールが分からなくても入りやすい」と評価。一方で2人とも、難易度のバランス設定やヘルプ機能の必要性など、ユーザー目線での開発を心掛けるようにアドバイスした。

 最終審査会に進んだ17作品は「ドコモカップ東北」のサイトでダウンロードできる。

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