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「カラスコ監視隊」が清掃活動-ごみを拾いながらカラスコを球場へ

市民40人がごみを拾いながらカラスコを誘導し、球場で捕獲。この後逃げ出した

市民40人がごみを拾いながらカラスコを誘導し、球場で捕獲。この後逃げ出した

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 楽天イーグルスの非公認マスコットキャラ「Mr.カラスコ」の捕獲を狙う「カラスコ監視隊」が11月14日、仙台市内で清掃活動を行った。

カラスコに抱き付く女性ファンも

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 球場に乱入してバイクを乗り回すなど突飛な行動を繰り返すカラスコを捕獲するため、2005年に発足した「カラスコ監視隊」。ゴミ集めが好きなカラスコの習性を利用し、市民とともに街中のゴミを拾いながら任務を遂行。過去5年、15回以上にわたって活動を行うもことごとく逃げられ、今年10月から「シリーズ完結編」として最終作戦を開始した。

 作戦の内容は、地域清掃を行いながらカラスコを「クリネックススタジアム宮城」(仙台市宮城野区宮城野2)まで誘導し、今月23日に同球場で行われる「楽天イーグルス ファン感謝祭 2010」で完全捕獲しようというもの。「感謝祭当日に乱入してくるであろうカラスコを捕獲し、ヘリコプターに搭乗させて強制的に不法投棄監視スカイパトロールへ向かわせる」(同監視隊隊員)。

 14日は朝9時から、監視隊への参加を申し出た40人の児童や市民らが仙台駅東口のペデストリアンデッキに集合。作戦会議を行っているところへ、のこのことカラスコが現れた。隊員たちは警戒されないよう、道や植え込みに落ちているゴミを拾いながらカラスコを球場へ誘導。最後は菓子で釣り、捕獲に成功した。その後、再びカラスコは球場周辺へ脱走したが「これも作戦のうち」と隊員。

 監視隊のムネ・フジコ特隊長は「今後のスタジアム侵入を防ぐためにも完全捕獲を成功させたい。ファン感謝祭でその瞬間を見届けてもらえれば」と意気込む。

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