仙台市青葉区のサンモール一番町商店街で10月2日・3日、アートイベント「杜の都のクラフトフェア」が開催される。
市内の3つのギャラリー「くろすろーど」(仙台市青葉区一番町1)、「東北工業大学一番町ロビー」(同)、「杜の未来舎ぎゃらりぃ」(米ヶ袋3)と、工芸品店「光原社」(一番町1)から成る実行委員会が主催する。「仙台でクラフトフェアを開催してほしいという声をいただいていたことや、若い作家さんたちが気軽に発表できる場を提供したいという思いから開催を決めた」と、くろすろーどオーナーの黒須敦子さんは話す。
東北を中心に、北海道や愛知など全国から42工房の作家が参加。ジャンルは陶芸、木工、漆、布、羊毛、金属、紙、革、ガラスなどで、主な出展者は「八木山工房」「木のしごと 樹々」「金属工房『飾』」「Mr.T LEATHER CRAFT」「スタジオ ダンボールスキー」「ガラス工房 元」など。各工房のブースで作品を展示し、それぞれの作家も来場する。
黒須さんは「オープンな場所での開催なので、ギャラリーやデパートの展示は敷居が高くてなかなか足が運べないという方にも気軽に来てもらいたい。若い作家さんたちの、ものづくりへの意欲や熱い思いを感じていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は、2日=11時~17時、3日=10時~16時。観覧無料。