仙台市青葉区の錦町公園（仙台市青葉区本町2）で9月17日から、秋の恒例イベント「仙台オクトーバーフェスト」が開催されている。

　同イベントは、今年で200周年を迎えたドイツ・ミュンヘンの「オクトーバーフェスト」に倣って開催されるビールイベント。仙台では2006年に初開催され、今年で5年目を迎える。昨年は10日間で5万8千人を動員。今年は8万人を目指す。

　会場にはイベントのシンボルとなる大型テントとオープン席、販売ブースを用意。席数はテント席＝850席、オープン席＝650席の計1,500席。「雨でも安心して楽しんでいただけるように」と、昨年同様テント席を拡大し、コインロッカーも設置する。

　ビールはドイツの銘柄を中心に国内外の30種類以上を用意。主なドイツビールは「エルディンガーヴァイス」「エルディンガー ヴァイスビア デュンケル」（各1,200円）、「ビットブルガー・プレミアム・ピルス」（900円）など。今年初登場の「ホフブロイ・ミュンヘン」から、限定たる生ビール「ミュンヘナー ヴァイスビール」（1,400円～）、「ホフブロイ オリジナルラガー」（900円～）、「ホフブロイ デュンケル」（1,200円～）なども。東北の地ビールや、ワイン、日本酒も販売する。

　フードは、ソーセージやハムなどのドイツ料理のほか、宮城や東北の食材を使ったメニューを提供。メニュー例は、グリルしたソーセージにカレー粉とカレーケチャップをかけたドイツのファストフード「カリーヴォースト」（600円）、ドイツ風牛肉のトマト煮込み「ホテル特製グラーシュ」（600円）、ドイツ版お好み焼き「ポテトファンクーヘン」（800円）、スペアリブとハム・ソーセージなどをセットにした「ジャンボン・セット」（2,500円）など。県内5つの飲食店が日替わりで出店する新企画「Sendai Markt（センダイマルク）」も実施し、「いままではなかった海産物や中華など、より豊富なバリエーションになっている」（同実行委員会広報担当者）。

　同担当者は「今年はさらに規模を大きくしたほか、地産地消にもより力を入れている。飲んで歌って本場さながらの雰囲気が味わえる『杜の都のビールまつり』へ、ぜひたくさんの方にお出でいただければ」と呼び掛ける。

　開催時間は11時～21時（21日・22日・24日は16時～）。26日まで。