仙台市青葉区の藤崎百貨店(仙台市青葉区一番町3)前で5月5日、ご当地アイドルユニット「SPLASH(スプラッシュ)」のデビューイベントが行われた。
同ユニットは昨年3月、宮城県在住の小学6年~中学3年の女の子7人で結成された「東北発信源ユニット」。メンバーは仙台のモデル事務所「仙台エス・オー・エス モデルエージェンシー」(青葉区中央3)に所属し、地元のテレビ番組やCM、雑誌などに出演。街おこしイベントや清掃活動への参加、老人養護施設への慰問など、社会活動も積極的に行ってきた。
5日のイベントは、同日発売となったデビューマキシシングル「SPLASH」のプロモーション。「牛タン」「ずんだ」「笹かま」「冷し中華」など県内の名産品や方言、東北の魅力などが歌詞に登場する「それゆけ!みちのく」ほか3曲を披露した。
楽曲にも表れているように「東北の認知度向上」をコンセプトに活動する同ユニット。同時に「東北でモデルやタレントを目指す同年代の子どもたちに勇気を与える」存在にもなっていきたいという。楽曲プロデュースを手がける、いがり大志さんは「曲作りや衣装、販促物の制作にいたるまですべてが仙台の方の手によるもの。東北でもこうした魅力的なユニットが生み出せるということを知ってもらいたい」という。
イベントを終えてリーダーのKANAさんは「CDデビューが迎えられるなんて夢のよう。これから歌やステージを通して、東北の良さをどんどん伝えていきたいと思う。東北でタレントや歌手を夢見ている子どもたちが憧れるような存在になれれば」と意欲を見せていた。