宮城県と仙台市は7月7日から、「宮城・仙台アニメーショングランプリ 2011」の作品を募集している。
同コンテストは、「デジタルコンテンツ分野における宮城・仙台地域の認知度向上」「地域のデジタルコンテンツ文化の普及や関連人材の発掘・育成」などを目的に2008年に初開催され、今年で3回目を迎える。第1回では72作品が集まったが、前回は13作品に留まったことから「もっと幅広い層の方々にも応募していただける枠組みを」と、今回は企画・原案部門を新設した。
募集内容は以下の通り。自由課題部門=10分以内のアニメーション作品。テーマは設けず、CG、パペット、クレイ、ドローイングなど手法も自由。提出物は企画書と作品概要、サンプル動画のほか、任意でシナリオ、キャラクターデザイン画、絵コンテ。企画・原案部門=県観光PRキャラクター「むすび丸」が登場する「アニメむすび丸」15秒CMのシナリオと、むすび丸新コスチューム案、新キャラクター案。
自由課題部門の受賞作品は商業作品化に向けて県と市がアニメーション関連事業者などとのマッチング支援を行い、企画・原案部門の受賞作品は実際に制作されウェブ上で公開する。担当者は「アニメ関係の専門学校や大学の方々などはもちろん、幅広い皆さまに自由な発想で応募していただければ」と呼びかける。
応募締め切りは9月30日。