宮城県内にある卵専門店「森の芽ぶき たまご舎」で2月12日から、お笑いコンビ・トータルテンボスとオリエンタルラジオが考案したプリンが販売されている。
同店は「卵本来の香りやコクを味わえる」(同社広報担当者)蔵王生まれの「蔵王めぶき卵」や、プリン、バームクーヘンなど卵を使った菓子を販売。2001年にオープンした蔵王本店(蔵王町)をはじめ、錦ヶ丘店(仙台市青葉区錦ケ丘1)、仙台エキナカ店(中央1)、仙台駅エスパル店(同)など、県内に6店舗を展開する。
今回販売を開始したプリンは、東北放送の深夜バラエティー番組「このへん!!トラベラー」とのコラボ企画商品。番組のロケ中、同蔵王本店にトータルテンボスの大村朋宏さんと藤田憲右さん、オリエンタルラジオの中田敦彦さんと藤森慎吾さんが来店。同店「人気商品」の「蔵王のたまごぷりん」を食べた4人が「宮城県に根差した名物品を作ろう」と、新フレーバーを提案した。「当初は冗談かと思った」と担当者。
商品化されたのは、カナダ産メープルシロップを使った大村さん案「ゴールドメイプル」、県産イチゴを使った藤森さん案「仙台いちご」、生チョコの甘みとほろ苦さが特徴の中田さん案「生ショコラ」の3種類。藤田さん案「豚キムチ」は却下された。
同担当者は「一口食べると、濃厚でなめらかな卵の香りが広がる。蔵王の雄大な自然に育まれためぶき卵や蔵王の牛乳・生クリームなど、厳選された素材の味わいが生きている自信作。ぜひご賞味いただければ」と話す。
価格は1個=280円、3個セット=800円。「杜の芽ぶき たまご舎」各店と同社ホームページで1年間販売予定。