仙台に和風居酒屋「酒房 せんこま」-福島の地酒「千駒」主力に

一番町四丁目商店街の居酒屋「酒房 せんこま」。落ち着いた雰囲気で40~50代の男性を中心に人気を集める

一番町四丁目商店街の居酒屋「酒房 せんこま」。落ち着いた雰囲気で40~50代の男性を中心に人気を集める

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 仙台・一番町四丁目商店街の和風居酒屋「酒房 せんこま」(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-261-3466)が、40~50代の会社員を中心に人気を集めている。

福島の地酒「千駒」各種

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 昨年10月にオープンした同店。なまこ壁や杉玉など酒蔵をイメージさせる入り口から店内に入ると、升や酒だる、のれんなどをディスプレーした和風の空間が広がる。店舗面積は2フロア計約40坪。1階はカウンター・テーブル・小上がりの40席、2階にはテーブル20席を用意する。

 同店では、1924(大正13)年創業の福島の老舗酒蔵・千駒酒造(福島県白河市)の日本酒「千駒」を提供。水や原料こだわり、「手を抜くな、よく手入れをしろ、楽をしたいと思うな」をモットーにした酒造りを行う同蔵の銘柄だけを置く。精米歩合40%の「山田錦」を使用した純米大吟醸(1本950円、4合瓶5,800円)、大吟醸(900円、4合瓶5,500円)のほか、吟醸、純米吟醸、純米、米焼酎「千駒白河」(グラス500円)や日本酒カクテル(450円)なども提供する。

 フードメニューは日本酒に合う和食を中心に約60種類。「河豚唐揚げ」(1,800円)、「鱈場蟹天麩羅」(2,500円)、「和牛ロース焼」(3,500円)、「お造り盛り合わせ・三点盛り」(1,500円)、「旬の魚 煮付け」(1,100円)など。福島県川俣のシャモを使用したメニューにも力を入れ、くし焼き(1本200円~)、水ギョーザ(850円)、シューマイ(1,000円)を用意。旬の野菜や魚介を使った月替わりのメニューも提供する。

 客単価は5,000円。ランチタイムには各種「昼御膳」を800円~2,500円で提供する。夜は40~50代の会社員に多く利用され、若い女性客も増えてきているという。関口隆之店長は「日本酒が好きな方や興味がある方、飲んだことのない方にも気軽にご利用いただき、我が家のようにくつろいでいただければ」と話す。

 営業時間は11時30分~14時、17時~23時。

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