節分にちなんだ「アナゴの恵方巻き水槽」展示が1月17日、仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)で始まった。
恵方巻きは、節分にその年の恵方を向いて太巻きを無言で丸かじりすると縁起が良いとされる関西発祥の風習。「福を巻き込む」という意味を込めて七福神にあやかり7種類の具材が入ったものが望ましいとされ、アナゴは代表的な具材の一つとなっている。同館では2020年から、節分の時季に合わせ「アナゴの恵方巻き水槽」展示を行っている。
1階「内湾 恵みのうみ」エリアにあるマアナゴ展示水槽に、中央に穴の開いた恵方巻きのオブジェをつるした「アナゴの恵方巻き水槽」。狭い場所を好む習性のあるアナゴが具になったように顔や尾びれをのぞかせる姿が見られる。オブジェは直径14センチ、長さ55センチで、塩化ビニール管にのりをイメージした黒のネットを巻き、片側に発泡スチロールで作ったご飯と具材を張り付けている。水槽横には「アナゴと一緒に恵方巻きになれる」顔出しパネルも設置する。
同エリアでは、鬼や豆など節分にまつわるモチーフをイメージした生き物も展示する。鬼のようにいかつい見た目のオニカジカ、鬼のパンツを想起させるトラ模様のトラザメ、豆のように丸く小さいダンゴウオ、「幸運を呼ぶ魚」とされるフグ、「巣穴を作る姿が豆まきに似ている」というテッポウエビなど。
館内で関連企画を展開する。1階「広瀬川 海のみなもと 山・里・川」エリアでは、コイの餌(200円)を豆に見立て、水上に浮かぶ鬼の面に向かって投げる「コイの豆まき水槽」を企画。1階「umimori shop」では全長65センチの「アナゴ巻きずしぬいぐるみ」(3,850円)を販売する。1月29日~2月3日は1階フードコートで、「ひょっこり顔を出すニシキアナゴとチンアナゴたち」をテーマにした恵方巻きとクレープ巻き「チンアナゴとニシキアナゴの巻き巻きSET」(990円)を数量限定で提供する。
同館広報担当者の佐藤優奈さんは「毎年恒例のアナゴの恵方巻き水槽だけでなく、今年は『内湾 恵みのうみ』が節分エリアに変身した。より生き物の魅力を生かした節分を楽しんでもらえたら」と呼びかける。
営業時間は10時~17時(最終入館は閉館30分前)。入館料は大人=2,400円ほか。2月8日まで。