NEXCO東日本(東京都千代田区)とネクスコ東日本エリアトラクト(東京都港区)が主催するグルメコンテスト「ハイウェイめし甲子園」の宮城代表が12月18日に発表され、長者原サービスエリア(上り)の「長者めし」が選ばれた。
東日本エリアのサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)で提供する「ハイウェイめし」のナンバーワンを決める「ハイウェイめし甲子園」。昨年初開催され、宮城代表の菅生PA(上り)の「SUGO!牛たんハンバーグ定食」が第2位およびSNSでの反響で決まる「SNS打点王」に輝いた。
2回目となる今回は、北海道・東日本エリアから、地元食材を使ったメニューやご当地メニューなど125品がエントリー。10月から11月にかけて道・県予選が行われ、宮城では6カ所のSA・PAのメニューから長者原SA(上り)の「長者めし」が選ばれた。
A5ランク仙台牛の「仙台牛炙(あぶ)り丼」、レストランの人気メニュー「閖上産しらす丼」、フードコートで一番人気の「仙台名物たん塩丼」の3つのミニ丼を並べるのが特徴。コメは宮城県産「ひとめぼれ」。副菜として、県内産野菜のバーニャカウダと皮・具材に仙台雪菜を使った「仙台あおば餃子(ギョーザ)」を詰めたせいろを添え、「塩釜のお豆腐かまぼこ」「三陸産ワカメ」「人は登米のだし」を使った吸い物を合わせる。価格は1,480円で、フードコートで提供する。
長者原SA(上り)は、前身のイベント「新メニューコンテスト」で2年連続準グランプリを獲得している。メニューを考案した調理長の阿部巌さんによると、新メニューコンテストが新型コロナ感染拡大の影響で中止になった後も再開を見据え、メニューの構想を練っていたという。「前回は予選敗退という結果だったため、今回県代表に選ばれたことをうれしく思っている。調理長に就任してから初めて開発を手がけたメニューなので、決勝では結果を残したい」と意気込む。
2026年1月15日~3月15日に一般投票が行われ、4月に「ハイウェイめし」ナンバーワンが決まる。