仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が12月6日に開幕し、定禅寺通に光の回廊が現れた。
今年は勾当台公園に設置された屋外アイススケートリンク「スターライトリンク」
定禅寺通の仙台三越前から定禅寺ガーデンヒルズ迎賓館前まで約500メートル間のケヤキ127本を、温かみのある「仙台カラー」のLED約48万球で彩る。縮小開催となった昨年より50メートル長く3万球多いのは2022年時と同様の規模で、期間は24日間と昨年より4日長い。40回目の節目を迎える今年のテーマを「40th Anniversary:Re」とした。
「この温かい光は絶えることなく冬の仙台できらめき全国から大勢が来場するなど今では仙台の冬の風物詩として親しまれているイルミネーションイベントだが、1986(昭和61)年の初開催から現在に至るまで順風満帆に継続されてきたわけではない。環境変化や社会情勢に左右され、近年ではコロナ禍や物価高騰の影響、定禅寺通周辺の再開発計画で思うように事業を展開できない時期もあった」と実行委員長の青木秀樹さん。「記念すべき第40回を祝う気持ちとともに創成期から情熱を持って困難を乗り越えてきた人々へ敬意と感謝の気持ちを持って、新しい時代にふさわしい持続可能な事業に変革していく契機としたい」と話す。
期間中の土曜・日曜は、仙台市観光シティーループバス「るーぷる仙台」の夜間特別便「光のページェント号」を運行。仙台駅前発で17時40分~19時20分の間、1日6便を運行する。運賃は、大人=200円、小児=100円。
点灯時間は、月曜~木曜=19時~22時、金曜・土曜、24日・25日=18時~22時、日曜=18時~21時。金曜~日曜、24日・25日の18時30分と19時には、1分間消灯した後に再点灯する「スターライトウインク」を行う。今月28日まで。