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東北イラストレーターズクラブが30周年記念展 会員による絵付けこけしも

会員32人が「東北の伝統と文化」をテーマに描いた作品が並ぶ

会員32人が「東北の伝統と文化」をテーマに描いた作品が並ぶ

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 東北イラストレーターズクラブの創立30周年記念展「TIC30祭」が11月20日、せんだいメディアテーク1階オープンスクエアで始まった。

「鳴子伝統こけしと現代イラストレーションのコラボレーション」展示

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 東北を拠点に活動するプロイラストレーターの地位向上と親睦を目的として1995(平成7)年に発足し、30周年を迎えた東北イラストレーターズクラブ。現在は35人が会員として在籍し、定期的なクラブ展開催と作品ファイル発行、ウェブサイトでの作品発表を行っている。

 会場では、「東北の伝統と文化」をテーマに会員32人による作品を展示。祭りや伝統工芸品、四季、風景、食文化、動物など、さまざまなモチーフからインスピレーションを受け、独自の手法で描いたデジタルやアナログのイラスト作品、立体作品が並ぶ。

 鳴子こけしや丸い木地に各会員が絵付けした作品も展示。会員の制作実績や作品紹介ブース、TICの歴史紹介ブースも設置する。

 同団体事務局代表の篠原良太さんは「展示を通して、東北にも多彩なイラストレーターがいることを知ってほしい。普段仕事で手がけるイラストレーションとは異なり、テーマを基に自己表現をしている作品が多いので、それも楽しみにして見に来てもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は、21日=9時~20時、22日=9時~18時。今月22日まで。来年1月13日~27日は名取市文化会館展示ギャラリーで巡回展を開く。

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