ホリ・エンタープライズ(東京都目黒区)は2月27日、仙台駅前のアーケード商店街・ハピナ名掛丁に「KIPLING(キプリング)」仙台店(仙台市青葉区中央1、TEL 022-722-8263)をオープンした。
同ブランドは、ベルギー・アントワープ生まれで、ヨーロッパをはじめ世界に190以上の直営店を展開するバッグブランド。ブランド名にも由来するイギリスの小説家、ラドヤード・キプリングの代表作「ジャングルブック」に登場するモンキーをイメージしたマスコットが特徴。
日本国内では同社が正規代理店を運営し、「キプリング・ショップ」16店舗、「キプリング・アウトレット・ショップ」4店舗を展開。そのほか全国40以上の百貨店でも取り扱う。東北では昨年10月、「チェルシー・プレミアムアウトレット」(泉区)にアウトレット店がオープンし、プロパー店は今回が初出店。「仙台駅に隣接するパルコやアエルの正面で、ハピナ名掛丁商店街の入口という好立地」(同社)であることから同所への出店を決めたという。
店舗面積は14.3坪で、白を基調とした店内に色とりどりのバッグが並ぶ。コンセプトは「スマートカジュアル」。「Basic」「Vintage」「City」「Hip」などライン別のバッグを中心に、財布、ポーチ、チャームやストラップなど約1,000点を販売。仙台店限定商品や、国内3店舗のみの取り扱いとなる路面店限定商品も用意する。
主力価格帯は13,000円。ターゲットは男女問わず20~50代と幅広い。同店の藤島裕子店長は、「オープンから1カ月ということもあって認知度はまだ低いが、場所の力を借りてどんどんファンを広げていきたい」と話し、「お友だち同士や親子でご来店いただき、互いのコーディネートを楽しみながら買い物していただけるような店を目指したい」と意気込む。
営業時間は11時~20時。