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「ハイキュー!!の日」に登場キャラ2人が仙台観光特使就任 新たな「聖地」も

新たな「聖地」となった本山製作所青葉アリーナのモニュメントで記念撮影する「ハイキュー!!」ファン

新たな「聖地」となった本山製作所青葉アリーナのモニュメントで記念撮影する「ハイキュー!!」ファン

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 仙台ゆかりのスポーツ漫画「ハイキュー!!」のキャラクター、及川徹と岩泉一が「ハイキュー!!の日」の8月19日、「仙台観光特使」に就任した。

本山製作所青葉アリーナに設置されたモニュメント

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 「ハイキュー!!」は、岩手県出身の漫画家・古舘春一さんによる高校バレーボールを題材とした作品。作中には仙台市内のスポットが登場し、中でも仙台市体育館(カメイアリーナ仙台、仙台市太白区富沢1)はファンの間で「聖地」と呼ばれる巡礼スポットになっている。

 仙台観光特使は、漫画やアニメのファンにも市の認知度拡大を図ることを目的として、仙台市が2023年度に創設。同年に同作主人公の日向翔陽と影山飛雄を、2024年には2人と同じ烏丸高の月島蛍と山口忠を任命した。それぞれの就任に併せて、カメイアリーナ仙台(現在は改修工事のため隣接する富沢公園に移設中)と仙台市博物館(青葉区川内)の玄関脇に、キャラクターをあしらったモニュメントを設置した。

 今回新たに就任したのは、烏丸高のライバルとして登場する青葉城西高の主将・及川徹と副主将・岩泉一。就任を記念して今月14日、本山製作所青葉アリーナ(青葉体育館、仙台市青葉区堤町1)正面玄関脇に、2人のイラストをあしらったモニュメントを設置した。ガラス製で、幅1.41メートル、高さ2.48メートル。同館は作中に登場しないが、市文化観光局観光戦略課の担当者によると「仙台市内の地下鉄沿線でアクセスがしやすく、青葉城西高校と『青葉』つながりもあることから設置場所に決まった」という。

 盆休みも重なり、設置後は市内外から多くのファンが連日訪れている。同担当者は「市内3カ所に設置された各モニュメントを巡ってもらい、作品への思いを巡らせたり、写真撮影をしたりと楽しんでもらえたら。仙台市内の周遊、消費にもつながれば」と期待を寄せる。

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