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宮城県庁の食堂で「伊達な学校給食フェア」 地場産物使う献立を日替わりで

1月27日は塩釜市の学校給食。ご飯、マグロとパプリカの甘酢あんかけ、笹かまサラダ、のりのみそ汁、牛乳。リンゴも付く(写真提供=宮城県)

1月27日は塩釜市の学校給食。ご飯、マグロとパプリカの甘酢あんかけ、笹かまサラダ、のりのみそ汁、牛乳。リンゴも付く(写真提供=宮城県)

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 宮城県内の栄養教諭が考案した献立を日替わりで提供する「伊達(だて)な学校給食フェア」が1月27日から、宮城県庁(仙台市青葉区本町3)2階の食堂「カフェテリアけやき」で開かれる。

28日の献立は大和町の学校給食

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 地場産物を活用した特色ある学校給食を通して県の食材や学校給食について県民に理解を深めてもらおうと、宮城県教育委員会が2013(平成25)年度から1月24日~30日の「全国学校給食週間」に合わせて行っている同フェア。今回は県内5市町(塩釜市、大和町、丸森町、加美町、白石市)で提供された献立を用意する。

 献立は次の通り。1月27日(塩釜市)=ご飯、マグロとパプリカの甘酢あんかけ、笹(ささ)かまサラダ、のりのみそ汁、リンゴ、28日(大和町)=ご飯、笹かまぼこの磯辺揚げ、マイタケのオイスター炒め、宮城県産ワカメと豆腐のみそ汁、リンゴ、29日(丸森町)=ご飯、豚肉のバーベキューソース、ヤーコンと大根のサラダ(または大根サラダ)、米粉ワンタンスープ、リンゴ、30日(加美町)=ご飯、かみ~ごもく卵焼き、かみ加美切り干し大根サラダ、大地の恵みあったか汁、ブルーベリー牛乳プリン、31日(白石市)=ご飯、鶏肉のバーベキューソース、うーめんサラダ、油麩(ふ)のみそ汁、リンゴ。コメは県産ひとめぼれを使う。全てに牛乳が付き、おかずや汁物は実際に給食で使っている食器に盛り付けて提供する。

 宮城県保健体育安全課学校保健給食班の職員によると、毎年連日完売し、開場前に配布する整理券がなくなる日もあるという。「現在の学校給食を味わいながら、給食を懐かしんだり新たな発見をしたりして楽しんでほしい。食育の一環として子どもたちが地域の伝統的な食文化を学ぶことができるよう、さまざまな工夫を凝らしていることにも関心を持ってもらえたら」と呼びかける。

 価格は630円。第1部(11時から)と第2部(12時から)に分け、各40食限定で提供する。第1部・第2部とも15分前から整理券を配布する。今月31日まで。

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