仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)1階の「ちいさなリスのくに」で現在、リスに氷をプレゼントする「ニホンリスのやさい氷」が行われている。
「広瀬川 海のみなもと山・里・川」ゾーン内に2019年9月にオープンした「ちいさなリスのくに」。広瀬川の上流から中流の森の中、八木山周辺などに生息するニホンリスを紹介する。エリア内には、色とりどりの15個の巣箱を並べた「リスたちのおうち」や、アンティークのカップボードを使ってリスが食事する場所を作った「リスたちのレストラン」のほか、ハンモックや切り株の水飲み場、草木などを配置する。現在、8匹のニホンリスを飼育している。
同企画は、「暑さが苦手な二ホンリスに氷で涼んでもらい、夏を乗り切ってもらいたい」と、2020年から行っている。通常の餌とは別に、毎日9時ごろにクルミやサツマイモ、リンゴなどが入った氷を「プレゼント」している。同館広報担当者は「年を追うごとに暑さが厳しくなっているため、昨年同様にミストも設置し、さらにリスたちが過ごしやすい環境を整備した」と話す。
リスは午前中に活動していることが多いという。「氷で涼んだり、冷たいサツマイモに夢中でかじり付いたりなど、リスたちのかわいらしい姿を見てもらえれば」と呼びかける。
開館時間は9時~18時(8月18日までは8時開館、最終入場は閉館30分前)。料金は大人=2,400円ほか。今月25日まで。