仙台駅東口近くに昨年12月10日、焼き鳥専門店「五つぼ 駅裏店」(仙台市宮城野区榴岡1、TEL 022-349-8311)がオープンした。
同店は、仙台市若林区にある「五つぼ」(若林区河原町1)の2号店。1号店は店名通り、店舗面積が5坪で予約しないと座れないことが多く、オープンから7年を迎えて遠方からの常連客も増えてきたことなどから、交通も便利な同所に出店した。
新店の面積は2フロアで計15坪。同店大将の及川裕樹さんは「来ていただいたひとりひとりのお客様を大切にしたいので、心配りが行き届く広さにした」と話す。1階はカウンター席とボックス席、2階はテーブル席で計25席。店内はのれんやちょうちん、メニュー表などに「江戸紋切り」を使用するなど「レトロで庶民的な雰囲気」(同)を意識したという。
使用する鶏は、及川さんが厳選した「純国産鶏種 純和鶏」「青森シャモロック」などの「ロードアイランドレッド種」。仕入れは「生産者との信頼関係も大切にしたい」との思いから業者を通さず、及川さんが生産者と直接交渉。自分の目で確かめて仕入れる。
単品の焼き鳥メニューは、「一番人気」(及川さん)の「つくね」(200円)をはじめ、「ひざなん骨」(100円)、「ぼんじり」(130円)、「正肉」(150円)、「ねぎま」(150円)など17種類。「やきとり盛り合わせ(7本)」(870円)、「ささみセット(2本)」(350円)など、セットメニューも4種類用意する。
そのほか、岩手の「折爪三元豚・佐助」を使用した「やきトン」メニューも提供。「しろ」(100円)、「かしら」(130円)、「はらみ」(100円)、「リング」(130円)、「のどぶえ」(130円)、「パイプ」(150円)など単品12種類、セット2種類を用意。サイドメニューは、数量限定の「とりワサ」(300円)など約15種類。アルコールメニューは300円台から提供する。
客層は30~40代の会社員で、客単価は約3,000円。及川さんは「会社帰りに、居酒屋のメニューではない『焼き鳥専門店』ならではの味を食べに来てほしい。会社のグループなど団体のお客さまにも来ていただければ」と呼びかける。
営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。