新潟県の「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録を応援するイベントが5月16日、東北電力グリーンプラザ(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-225-2969)で始まった。主催は東北電力新潟支店。
東北電力と新潟県が2019(平成31)年に締結した包括連携協定に関わる取り組みの一環で、宮城における認知度向上も目的とする。コメ、水産加工品、菓子、調味料、ジャム、日本酒、梅酒、ジュースなど佐渡の特産品販売をはじめ、世界文化遺産登録の取り組みや観光名所、歴史などを紹介するパネル・映像展示を行う。このほか、金塊つかみ体験、特産品が当たるクイズラリー、佐渡の代表的伝統芸能「鬼太鼓(おんでこ)」実演(18日)もある。
仙台空港と新潟空港を結ぶ仙台-新潟線が4月26日に就航した地域航空会社「トキエア」(新潟市)のPRブースも設け、オリジナルグッズ販売や往復航空券が当たるキャンペーンを展開する。
橋本憲次郎新潟県副知事は「佐渡は、金山はもちろん、それを支える文化、豊かな食、アクティビティーなど魅力あふれる島。飛行機で約40分と身近な所になったので仙台の方にお越しいただきたく、われわれも心から歓迎する環境づくりに努めたい」と話す。トキエアの長谷川政樹社長は「26年ぶりとなる仙台-新潟便就航。東北の窓口である仙台と新潟の交流人口をどんどん増やして、新しい歴史を築く手助けをしていきたい」と意気込む。
開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。今月18日まで。