仙台空港(名取市)で10月22日、「仙台空港祭」が開催される。主催は、仙台国際空港、国土交通省東京航空局仙台空港事務所、仙台空港鉄道。
仙台空港では2016(平成28)年7月の民営化以降、航空業界への理解と興味の創出、空港周辺地域とのコミュニティー醸成を目的に「仙台空港祭」を開いている。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年から中止が続き、4年ぶりとなる。
旅客ターミナルビルでは、制服試着体験やオリジナルグッズ販売などを行う航空会社ブースや空港関係機関PRコーナーをはじめ、仙台空港クイズ大会、麻薬・動植物検疫探知犬によるデモンストレーション、航空機の誘導を行うマーシャラーの体験、トークイベントや航空教室などを展開する。
旅客ターミナル外では、除雪車や航空機燃料を運ぶ車両など、空港で働く車両の展示や、地元グルメのキッチンカー、仙台空港の草で育った牛のヨーグルトとチーズの販売などを行う。直結の仙台空港駅では、仙台空港鉄道と阿武隈急行による鉄道グッズの販売会もある。
空港祭開催事務局担当者は「空港や航空機を身近に感じてもらえるイベント・ブースを用意している。空港ならではの企画として、探知犬の実演やマーシャラー体験、航空教室が特にお薦め。見て、体験して、食も楽しんでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は9時30分~16時。入場無料。