国内外の個性的な紙雑貨や文具を集めたイベント「SENDAI文具の博覧会」が5月9日、仙台の百貨店「藤崎」（仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111）本館7階で始まった。

約100年前のビンテージ活版印刷機を使ってオリジナルノートを作る「Minute Letterpress」ブース

　「文具の博覧会」は、紙物好き、文具好きの人をターゲットにしたイベントで、阪神阪急百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリンググループのスークカンパニー（大阪市）がプロデュースする。仙台では2021年に初開催し、3回目となる今回は会場規模をこれまでの1.5倍に拡大。クリエーターや文具ブランド・専門店合わせて57社（者）が出店し、うち23社（者）が初出店となる。

　便箋、封筒、はがき、グリーティングカード、デザインペーパー、ノートなどの紙雑貨をはじめ、スタンプ、シール、マスキングテープ、ステーショナリーを販売。東北からは、「nonnlala（ノンララ）」「Atelier PONTA（アトリエポンタ）」「くぼみの木」「メリーメリークリスマスランド」「仙台弁こけし」が出店する。活版印刷でオリジナルノートを作るブースや、好きなペーパーでオリジナルボックスを製作するワークショップも展開する。

　藤崎のイベント担当者は「心がときめく文具が必ず見つかるはず。選ぶだけで楽しく、テンションが上がるたくさんの文具の中から心躍るお気に入りを見つけ、おうちに連れていってもらえたら」と呼びかける。

　営業時間は10時～19時（金曜・土曜は19時30分まで、最終日は17時まで）。今月16日まで。