ネパール・インド料理専門店「エベレスト」仙台駅前店(仙台市宮城野区小田原1、TEL 022-349-8385)が11月16日、国道45号線沿いに移転オープンした。
薬師堂店と仙台駅前店を展開する同店。店舗拡張を目的に鉄砲町から移転した。店舗面積は36坪。席数は、テーブル席、小上がり席、個室合わせて46席。現地で提供されている味とスタイルを意識した料理を提供し、使うスパイスはシェフが料理に合わせて配合しているという。
ネパール料理メニューは、「パニプリ」(500円)、「セクワ(ネパールの串焼き)」(700円)、「モモ(ネパールのスパイシーギョーザ)」「チョエラ(スパイシー焼き肉)」(以上700円~)、「スクティ(干し肉のスパイシー炒め)」(800円)、ネパールのラーメン「トゥクパ」(800円~)や、カレー、ダル豆スープ、バスマティライス、野菜炒めなどがワンプレートになったダルバート(ネパールの定食)「カナセット」(1,050円)、より品数の多い「タカリセット」(1,450円)などをそろえる。
インド料理メニューは、「ダル豆」(650円)、「パラク」(880円~)、「パニールバターマサラ」(950円)、「チキンティッカマサラ」(1,000円)など20種類以上のカレーをはじめ、「チキンティッカ」(550円~)、「タンドリーチキン」(580円~)、「ビリヤニ」(900円~)、カレー、ナン、サラダなどがセットになった「エベレストコンパスターリーセット」(1,500円)などを用意する。
総務の鈴木かおりさんは「日本のお客さまに人気なのはおかずの数が多いダルバートのタカリセット。ネパールのお客さまに人気なのはモモで、蒸しモモやトマトスープ入りモモを食事として食べる方が多い」と話す。「お薦めはパニプリ。パリパリに揚げたピンポン玉のような生地に穴を開けて、中にスパイシーなマッシュポテトと酸っぱいスープを入れて食べるストリートフード。食べ方も味も日本にはないものなので、新しい食体験を楽しんでもらえると思う」とも。
客層は20~30代を中心に、移転前に比べ日本人客が増えているという。鈴木さんは「仙台ではまだ珍しいネパール料理を数多くそろえている。多くの方にそのおいしさを味わってもらえれば」と呼びかける。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時。一部メニューを除きテイクアウトに対応する。