「SENDAI光のページェント」開幕迫る-屋外スケートリンクも新登場

昨年の「サンタの森の物語」の様子。昨年は約900人の市民らが電飾に彩られたケヤキ並木の下をパレードした

昨年の「サンタの森の物語」の様子。昨年は約900人の市民らが電飾に彩られたケヤキ並木の下をパレードした

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 仙台市中心部の定禅寺通と青葉通で12月12日、今年で23回目を迎える冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が開幕する。

「杜の都・仙台」を象徴するケヤキ並木が160万個の光で彩られる

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 今年は東二番町通から市民会館前の常禅寺通(0.8キロメートル)と、仙台駅前から東二番町通までの青葉通(0.5キロメートル)にある197本のケヤキに、約60万個の電球が点灯。今年初の試みとして、期間中の使用電力32,000キロワットアワーはバイオマス発電によるグリーン電力を使用する。

 スローガンは「みんなの『笑顔』輝く街」。同イベント実行委員長の萩生恵治郎さんは「街を輝かせるのはイルミネーションではなく市民の皆さん1人1人の笑顔。その笑顔が仙台の街を輝かせる灯火になれば」と話す。

 開催初日には定禅寺通グリーンベルトで点灯式を行うほか、せんだいメディアテークでライブイベントも開催。今月23日には市民ら数百人がサンタクロースやトナカイに扮(ふん)して定禅寺通をパレードする「サンタの森の物語」を行うなど、期間中はさまざまな関連イベントを予定する。

 また、勾当台公園・市民広場には全長25メートル、幅17.5メートルの「屋外スケートリンク」が登場。プロスケーターによるデモンストレーションやスケート教室を開き、市民の新たなコミュニケーション空間として利用してもらう考え。萩生さんは「フィギュアスケート発祥の地、仙台に屋外スケートリンクを設置することは長年の夢だった。お子さんにはスケートに親しんでもらい、大人の方には子どものころや若いころを思い出して楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 開催期間は今月12日~31日。点灯時間は17時30分~23時(31日のみ24時まで)。

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