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宮城県制・鉄道開業150周年記念のり弁発売へ 仙台駅では3日間100食限定で

宮城の食を詰め込んだ「海苔弁 宮城の食」

宮城の食を詰め込んだ「海苔弁 宮城の食」

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 JR東日本クロスステーションリテールカンパニー(東京都渋谷区)とのり弁専門店「海苔(のり)弁山登り」(東京都中央区)が10月8日、宮城県制150周年と鉄道開業150周年を記念したのり弁「海苔弁 宮城の食」を発売する。

パッケージには仙台四郎をモチーフにしたキャラクターが描かれる

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 海苔弁山登りは2017(平成29)年4月、東京・銀座の「GINZA SIX」に初出店し、現在まで都内に6店舗を展開。今年4月、JR東日本クロスステーショングループに参入した。

 「海苔弁 宮城の食」は、東日本エリアへの貢献を目的に両社が連携し、宮城県制150周年と鉄道開業150年の節目の年に合わせ、「宮城の食」をテーマに開発した。創業時から海苔弁山登りで使っている宮城・石巻産ササニシキに加え、金華サバなど宮城の食材や郷土料理を詰め合わせ「宮城の食を存分に楽しめるのり弁」に仕上げた。海苔弁山登り各店で販売し、宮城の食の魅力を発信することで、生産地の活性化や首都圏から宮城県への観光誘客の寄与を目指す。

 石巻産ササニシキのご飯に有明産一番摘み青まぜのりをかぶせ、石巻・金華山沖合で取れる脂が乗った「根つき鯖(さば)」を使った「金華鯖の塩焼き」、塩釜漁港の昔ながらの製法で作った「塩釜竹輪(ちくわ)の磯辺揚げ」、宮城の郷土料理「おばあちゃんのしそ巻き」、ずんだをヤマイモベースの生地に混ぜ込んで焼き上げた「大葉とずんだのとろろもち」、竹鶏ファーム(白石市)の卵を使った「宮城白石産卵の玉子焼き」などをのせる。

 10月6日は販売開始に先立ち、JR東日本東北本部の三林宏幸執行役員東北本部長、JR東日本クロスステーションの西野史尚社長、海苔弁山登りの我妻義一社長らが村井嘉浩宮城県知事を表敬訪問した。

 「生産者さんへ思いや、東北のさらなる復興に対する強い思い、JRグループを挙げて東北を支援したいという思いから、宮城の食というのり弁を開発した」と我妻社長。「宮城の方が食べても郷愁を感じられ、東京の方には宮城に興味を持ってもらえるようなのり弁。興味を持って宮城に出かけてもらうことにつながれば」と話した。村井知事は「旅の楽しみはやはり食だと思う。この弁当を食べて、皆さまに宮城の食の良さを改めて認識いただき、何度もお越しいただければ」と応えた。

 価格は1,380円。10月8日~10日にJR仙台駅2階在来線中央改札口前で開催される「仙台駅『鉄道の日』フェア」でも約100食を販売する。海苔弁山登りでの販売期間は年内を予定する。

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