世界のカブトムシやクワガタを集めたイベント「キングヘラクレス王国展」が8月19日から、仙台フォーラス(仙台市青葉区一番町3)8階特設会場で開かれている。
ゲージに100匹のカブトムシが放たれている「ふれあいの森ブース」
ヘラクレスオオカブト、サタンオオカブト、コーカサスオオカブト、アクティオンゾウカブト、エレファスゾウカブト、イイジマゾウカブト、ギラファノコギリクワガタ、ニジイロクワガタなど、世界のカブトムシやクワガタ20種類を展示する。
卵から幼虫、さなぎ、成虫へと約2年の歳月をかけて育つ過程を画像と映像で紹介する「カブトムシ生育紹介コーナー」、虫籠や麦わら帽子などの撮影グッズや大型タペストリーを用意する「記念撮影コーナー」、ヘラクレスオオカブトをはじめカブトムシやクワガタを販売する「生体販売コーナー」、祭り気分でくじ(1回500円)が楽しめる「お楽しみ縁日抽選コーナー」も展開する。
来場者の人気は、直接触れて観察できる「ふれあいの森ブース」。ゲージにヘラクレスオオカブトを含め100匹のカブトムシが放たれており、触れることもできる。1人1回5分間、定員20人で入れ替え制。
会場は初日から家族連れや昆虫愛好家などでにぎわいを見せている。イベント運営担当者は「カブトムシやクワガタと触れ合っているお子さんの目が輝いている。夏の思い出をつくってもらえれば」と話す。
開催時間は10時~18時(最終入場は17時)。入場料は、大人(高校生以上)=1,000円、子ども(3歳以上)=700円。9月4日まで。