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仙台駅で昆虫食品販売会 コオロギやスズメバチ、タナゴやカイコなどズラリ

仙台駅東西自由通路に開設された昆虫食品の販売ブース

仙台駅東西自由通路に開設された昆虫食品の販売ブース

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 昆虫食品を集めた販売イベントが現在、JR仙台駅の東西自由通路「杜(もり)の陽(ひ)だまりガレリア」で開かれている。

徳島県内で生産した食用コオロギのパウダーを使ったクッキーとプロテインバー

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 徳島大学発のベンチャー企業「グラリス」(徳島県鳴門市)と、「地球を味わう」をコンセプトにした東京・日本橋の昆虫食レストラン「ANTCICADA(アントシカダ)」(東京都中央区)、東京・浅草の昆虫食品専門店「TAKE-NOKO」を展開するTAKEO(台東区)の3社が共同で行う同イベント。東北エリアでの開催は今回が初めて。

 コオロギやイナゴ、スズメバチ、タナゴ、カイコなど昆虫20種を使った菓子や調味料など67種類の昆虫食品を販売。「昆虫の姿を残した商品から、昆虫食初心者でも試しやすいコオロギパウダー入りのスナック、魚介に似ただしのうまみが凝縮した調味料まで取りそろえた」とグリラス広報の池田未歩さん。

 主なラインアップは、「C. TRIA クッキー(大判)」(198円)、「C. TRIA プロテインバー」(240円)、「タガメサイダー」(480円)、「大豆とコオロギのクッキー」(500円)、国産昆虫シリーズ「福島・ソース味 二本松こおろぎ」(498円)、「昆虫煮干し 京都こおろぎ」(580円)、「昆虫ロースト 広島こおろぎ」(648円)、「C. TRIA グラリスエキス」(980円)、「イナゴラー油」(1,000円)、「シルクソーセージ」(1,080円)、「カイコXO醤(ジャン)」(1,100円)、「昆虫がおいしいカイコのグリーンカレー」、銀パックシリーズ「バッタ」「イナゴ」「フンコロガシ」「カブトムシ」(以上1,280円)、「コオロギしょうゆ」(1,640円)など。

 池田さんは「今後見込まれているタンパク質危機に対して昆虫食が推奨されていることが2013年に国連のリポートで発表されてから、環境に優しくてタンパク質も豊富な昆虫が注目されている。おいしくて優秀な食材の一つなので、まずは知ってもらい、心と相談しながら、食べて親しんでもらえたら」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~19時。7月12日まで。

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