仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」の元に今年も全国から多くの年賀状が届いた。
1月6日までに届いた年賀状は773通。宮城・東北をはじめ、北海道から沖縄まで全国各地から寄せられたはがきには、むすび丸の写真やイラストのほか、温かいメッセージが添えられている。「手描きのイラストがとても多く、むすび丸のために時間を割いてくれた感じがとても伝わってきた」と仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局担当者。新型コロナウイルスの感染状況に伴い昨年は「いつか会えるといいね」といったコメントが多かったが、今年は「宮城に行くね」というポジティブなコメントが増えたという。
むすび丸は1月5日に公務を開始。「みんなからの年賀状を読んで元気をもらいながらのスタート。今年も気持ちのこもった年賀状をたくさんありがとうございました。これからもみんなに笑顔を届けることができるように頑張ります 」と笑顔で話す。
昨年は、感染症予防対策の啓発をはじめ、ユーチューブチャンネル「仙台・宮城観光PR動画 むすび丸公式チャンネル」での配信、「東北デスティネーションキャンペーン」に合わせたイベント参加、県内でのおもてなし活動に取り組んだむすび丸。「気軽に『来てね』と言えない中で何ができるかを考えて新しい取り組みをしたり、ちょっと長いお休みをもらったりと緩急の激しい年だった」と1年を振り返る。
「会えなくても動画やSNSでみんなと交流したり会話したりできたので、その時々にできることを探して挑戦していきたい。みんなが仙台・宮城に来た時に笑顔で会えるように、コメにも、おもてなしの心にも磨きをかけておきます」と意気込む。