無添くら寿司で「1皿1貫」キャンペーン-家族客・女性客の意見反映

無添くら寿司「1皿1貫キャンペーン」のポスター

無添くら寿司「1皿1貫キャンペーン」のポスター

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 「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーション(大阪府堺市)は10月27日から、宮城県内の全店舗と埼玉県の1店舗で「1皿1貫キャンペーン」を期間限定で始めた。

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 同店は「安全、美味しい、安い」をテーマに、関西を中心に全国で220店舗を展開する100円回転ずしチェーン。食材に対して化学調味料や人工保存料などの添加物を一切使わず、産地指定の国産新米・当年産米を使用するのが特徴。

 同店では通年で52種類、期間限定の旬素材を入れると約60種類と豊富なすしネタをそろえる。しかし、「一度にあまり多くの量を食べられない」「もっとたくさんの種類を少しずつ食べてみたい」という子ども連れの家族や女性客の意見があり、店舗スタッフからも「いろいろな寿司を食べてみてもらいたい」という声も寄せられ、同キャンペーンを企画した。

 期間中は平日のみ、通常1皿2貫105円で提供している商品を1皿1貫52円で提供。季節ならではの「生さんま」や「焼きなす」「メガカツオ」「さんま塩焼き」など、旬のネタも用意する。

 宮城県内での実施店舗は、あすと長町店(仙台市太白区八本松2)、仙台泉店(泉区天神沢1)、仙台苦竹店(宮城野区苦竹1)、仙台中野栄店(宮城野区中野出花西)、石巻店(石巻市大街道北1)の5店舗。

 今回、仙台を対象エリアとした理由について同社広報宣伝部の中野浩さんは「宮城県下はすし店の激戦区で、特に鮮魚に関する食通の方が多いエリアと認識しているので、いろいろな種類のすし・食材を食べていただき、『無添くら寿司』のおいしさを知っていただく機会になればと考えた」と説明する。利用客の評判やスタッフのオペレーション、売上変化、販促費結果などを見て、今後ほかのエリアの店舗で実施する可能性もあるという。

 同店では、回収口に食後の皿5枚を投入すると1回抽選が行われ、「当たり」が出ればオリジナルグッズがもらえる「ビッくらポン」という機器を設置。今回の1貫皿でも5枚で1回チャレンジできるため、実質の確率は2倍となる。中野さんは「食欲の秋に、さまざまなおいしい食材が登場する『欲張りな秋』を満喫していただければ」と話す。

 営業時間は11時~23時(宮城県内全店)。11月7日まで。

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