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名取市サイクルスポーツセンター、グランドオープンへ 震災から9年半経て再建

名取市サイクルスポーツセンター宿泊・管理棟屋上からの眺め

名取市サイクルスポーツセンター宿泊・管理棟屋上からの眺め

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 名取市が東日本大震災後、閖上(ゆりあげ)地区の災害復旧の一環として再建を進めてきた「名取市サイクルスポーツセンター」(名取市閖上字東須賀、TEL 022-385-8027)が10月3日、被災から9年半の時を経てグランドオープンする。

施設インストラクターと山田市長によるデモライドの様子

 1975(昭和50)年4月に開館した同施設。東北唯一の自転車レクリエーション施設として最盛期は年間約5万人の利用があったが、東日本大震災で甚大な津波被害を受け全壊。名取市が復旧に取り組んできた。総事業費は25億8,000万円。敷地面積は約3万5600平方メートル。管理運営は「セントラルスポーツ・HACHI・ホテル佐勘共同企業体」が行う。

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 屋外には、1周4キロの自転車走路、おもしろ自転車広場、遊具広場、スポーツ施設(スケートボード場、3×3バスケットコート、フットサルコート)を備える。車庫棟では、クロスバイクやミニベロなどレンタル自転車90台(施設内70台、施設外20台)、動物キャラクター自転車や4人乗り自転車など「おもしろ自転車」40台を貸し出す。入場料は、一般=200円、小学生=100円、小学生未満無料。レンタル自転車、3x3バスケットコート、フットサルコートは利用料別途。

 宿泊・管理棟は鉄筋コンクリート造り4階建てで、延べ床面積は約2500平方メートル。宿泊施設「輪りんの宿」では、自分の自転車を持ち込んで宿泊できるツインルームをはじめ、洋室(3階・4階)、和室(3階)合わせて23室を用意。最大で100人が宿泊でき、合宿などの受け入れも行う。地下1200メートルから湧く天然温泉は日帰り入浴にも対応。宿泊料金は、素泊まり・2人1室利用で1人6,400円~など。日帰り天然温泉は、一般=600円、小学生=350円(名取市民は各50円引き)、未就学児無料。

 1階には洋食レストラン「HACHI」がプロデュースする「閖上食堂HACHI」、ボトルやグローブ、パンク修理品などの消耗品やオリジナル商品を取りそろえるサイクルショップを展開する。

 オープンに先立ち19日に行われた報道機関向け内覧会では、同施設インストラクターと山田司郎名取市長によるデモライドが行われた。「潮風を感じながらすごく気持ち良く走ることができた」と山田市長。「復興した閖上の姿を多くの方に見ていただきたい。閖上の海の幸と水辺の自然を体感しながら走っていただけたらうれしい」と話す。市では年間3万人の利用を目指す。

 名取市サイクルスポーツセンターの営業時間は9時~17時(12月~3月は16時30分まで)。水曜定休(夏休み期間を除く)。日帰り天然温泉、レストラン、サイクルショップの営業時間は10時~20時。第2水曜定休。

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