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仙台・通町に仕出し料理「梅田」の総菜店 新型コロナ影響受け新業態に活路

和・洋・中の総菜を常時80~90種類そろえる店内

和・洋・中の総菜を常時80~90種類そろえる店内

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 総菜をテークアウト販売する「お惣菜(そうざい)デリカ梅田」(仙台市青葉区通町1、TEL 070-2435-2674)が青葉神社通沿いにオープンして2カ月がたった。

カレイの唐揚げ、魚介とオニオンのマリネ、豚肉の角煮

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 運営は、冠婚葬祭や各種式典向けの仕出し料理・ケータリング「四季の料理 梅田」「メゾン・デ・ロッコウ」を手掛ける六甲レセプション(宮城野区日の出町1)。同社は新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月・5月の売り上げが前年の30%まで落ち込み、「何か行動に移さなければと考えていた時に、テナントの大家さんから何かやってみないかとお話を頂いた」と同社統括本部長の内海新一さん。「和・洋・中の職人がそろっているので、職人たちが力を発揮できるものは何かと考え、住宅街という立地から総菜をやってみよう」と考え、2週間の短い準備期間でオープンにこぎ着けた。

 コンセプトは「おうちレストラン、ゆっくりごはん」。「なかなか外食できない時期だったので、レストラン感覚で本当の味を食べてほしいと思った」と内海さん。前菜、サラダ、一品料理、肉料理、魚料理、揚げ物、ご飯物、麺類、サンドイッチ、弁当、スイーツなど、和・洋・中の総菜を常時80~90種類を取りそろえる。中心価格は100円~500円。

 ラインアップ例は、「キャロットラペマリネ」「紫キャベツとリンゴピューレの赤ワイン煮」(以上150円)、「ひじき入りいなりずし」(160円)、「ハムカツ ポテトサラダ詰め」(3個180円)、「ひじき煮」「切干大根」(以上200円)、「野菜とハムの具だくさんサンド」(250円)、「だし巻き卵」(280円)、「わたり荒浜産カレイの唐揚げ」「天ぷら盛り合わせ(エビ・イカ・野菜)」「フレンチ風ハンバーグステーキグリーンペッパーソース」「バラちらしずし」(以上450円)、「フレンチのシェフおすすめ魚介とレッドオニオンのレモンライムマリネ」(480円)、「日替わり弁当」(463円)、「薬膳皮付き豚肉の角煮」「広東風牛肉細切りあんかけ焼きそば」(以上550円)など(価格は全て税別)。利用客の要望や声をメニューに反映させている。

 客単価は1,400円。オープンから2カ月がたち、主婦層をはじめ、近隣に勤める会社員、一人暮らしの学生など幅広い層が利用し、常連客も多いという。内海さんは「今日はちょっと疲れたなという日、ご飯の支度をするのが面倒だなという日などに寄っていただきたい。ご家庭で職人の作った本物の味を味わっていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は10時30分~19時。

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